本記事では。初心者の方に必要なプログラミング本の選び方をご紹介しつつ、おすすめの本を5つご紹介したいと思います。
これからプログラミングを初めてみたいけど、よく分からないという方はご覧ください。
現在、ものすごい数の本が出ていますので迷うと思いますが、ありがちなミステイクとしては何となく有名なもの、売れているものを選んでしまうということ。
プログラミング初心者が解説本を選択する時には、「自分の目的に合った本」を選ぶことが何よりも大切です。
まずはとにかくカンタンな入門書から
本には入門書とリファレンス本・応用技術本があり、初心者は入門書から始めると良いでしょう。
とにかくカンタンなものから手を出すのが得策で、例えば以下の本が代表的です。
プログラミング入門講座基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
入門書にはプログラミング言語を中心に、入力方法や考え方・セキュリティに関することが記載されています。
リファレンス本は文法に関する本が多く、分からないコードを調べることも可能。応用技術本になると、基礎は理解していることが前提で応用テクニックが記載されています。
本の選択で失敗しないためには、読む人のレベルに合わせることが大切です。
(自分は優秀だと思う方は、ハードルを上げても問題はありません。)
最初から難しい本にすると理解できず、挫折する可能性が高いです。初心者向けの本には一つずつ用語の解説があるため、説明が分かりやすいものを選択するのがおすすめです。
サンプルコードや辞書代わりになるものも選んでおこう
また、サンプルコードが載っているとそれを真似てプログラムを動かせる実践力が付きます。サンプルコードの配布は本に載っているだけでなく、CDやオンライン配布などさまざまです。
そのため、それぞれに合った方法を採用している本を選びましょう。
さらに、目次や索引がしっかり掲載されていると辞書代わりにもなります。筆者はプログラムに限らずHTMLを覚える際にも辞書代わりになるものを購入し、自分も手持ちの車のガイドのサイトなどを実践で作りながら覚えていきました。
プログラミング初心者におすすめの本5選
プログラミング初心者におすすめの本を5つご紹介します。
入門書については以下を押さえておけば大丈夫です。
全てに目を通す必要はなく、自分の目的に合ったものをチェックしておくと良いでしょう。
独学でも基礎を掴める!「おうちで学べるプログラミングのきほん」
河村進が著者の「おうちで学べるプログラミングのきほん」は、OSや言語・オブジェクトなどの基本を幅広く学べる本です。
プログラムが動く仕組みが詳細に記載されているため、プログラミング初心者に向いています。
この本の特徴は、自分のパソコンを操作しながら学習するスタイルを採用していることです。一つずつの作業を本とパソコンで確認できるため、理解しやすいでしょう。
また、バグが起きた時の原因や対処法・新しい言語を学ぶ時のポイントなども記載されています。プログラミングのことを理解した後にも役立つ情報が多いです。
漫画なので理解しやすい!「マンガでざっくり学ぶプログラミング」
マンガでざっくり学ぶプログラミングたにぐちまことが著書・監修をしている「マンガでざっくり学ぶプログラミング」は、入社数年の営業マンを主人公にした漫画で学べる本です。
活字やプログラミング言語が苦手な人でも分かりやすく、プログラミングの基礎を掴めます。
プログラミングに苦手意識がある人は、漫画で理解できるこの本が向いているでしょう。
第一章や第二章では、コードを書かないプログラミングを解説しています。その後、プログラミング言語を使い、コンピューターの中でどのようにプログラムが動いているのかを解説している本です。
思考法を学べる本!「プログラミング入門講座基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業」
プログラミング入門講座基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業著者が米田昌悟の「プログラミング入門講座基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業」は、2億人が夢中になった学び方をキャッチフレーズにしており、プログラミングの基本と考え方が学べる本です。
プログラミングの思考方法が分かれば、多くの内容を理解できるようになります。
この本は簡単なゲームを作成しながらプログラミングの考え方を理解できることが特徴です。効率良く学べるため、短期間でプログラミングを習得したい初心者に向いているでしょう。
これからWebエンジニアになる人向け「Webエンジニアの教科書」
Webエンジニアの教科書佐々木達也・瀬川雄介・内藤賢司が著者の「Webエンジニアの教科書」は、これからWebエンジニアになろうとしている人向けの本です。
プログラミングの基本を解説しながら、さらに応用も記載しています。知識や技術を分野ごとに説明しているため、理解しやすいことが特徴です。
ログの取り扱い方や環境構築などの自動化・フロントエンド・便利な外部サービスなど、エンジニアで働く人向けに作られています。
分かりやすい図で実践力が身に付く!「ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん」
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん大澤文孝が著者の「ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん」は、図で分かりやすく説明しているプログラミングの本です。
基礎力だけでなく、応用力を身に付けることもできます。言語に限定せず、さまざまなプログラミング方法を解説していることが特徴です。
テンプレートやライブラリ・セキュリティについても記載されていて、インターネットの仕組みを理解できます。見本のサンプルコードが載っているため、それを真似ればプログラムを作成できるでしょう。
本とパソコンがあれば、初心者が独学でも学べるプログラミング本です。
全体のまとめ
プログラム初心者の方は、まずはカンタンな入門書から入って少しずつ慣らしていきましょう。難しいと感じてしまうと挫折しやすいので、ハードルを下げるのがおすすめ。
今回は厳選しておすすめ本をまとめましたので、この中から自分の目的に合うものをチョイスしてレベルアップしていきましょう。