初めに
こんにちは、だいごです。
今回はRubyのto_○メソッドをまとめていきます。
よかったらご覧ください。
to_○メソッドまとめ
今回まとめていくto_○メソッドは以下に記すものになります。
- to_sメソッド
- to_iメソッド
- to_aメソッド
- to_fメソッド
- to_hメソッド
- to_symメソッド
今回はまとめないメソッドはこちらになります。
- to_cメソッド(=複素数に変換)
- to_rメソッド(=有理数に変換)
to_sメソッド(s:string)
文字列以外のオブジェクトを文字列に変換するメソッド。
オブジェクト.to_s
# 使用例
10.to_s
=> "10"
nil.to_s
=> ""
hoge.to_s
=> "hoge"
to_iメソッド(i:integer)
文字列を整数に返すメソッド。
また、小数を整数に変換することもできる。
もし、文字列に整数と認識できないものがあれば、その場合は0を返す。
文字列.to_i
# 使用例
"10".to_i
=> 10
"9.9".to_i
=> 9
"test".to_i
=> 0
to_aメソッド(a:array)
ハッシュ、範囲オブジェクトなどを配列に変換するメソッド。
オブジェクト.to_a
# 使用例
(1..5).to_a
=> [1, 2, 3, 4, 5]
("a".."e").to_a
=> ["a", "b", "c", "d", "e"]
to_fメソッド(f:float)
レシーバであるオブジェクトをFloatクラスのオブジェクトに変換するメソッド。
簡単に言えば、小数に変換するメソッド。
浮動小数点数と認識されない場合は0.0を返す。
オブジェクト.to_f
# 使用例
10.to_f
=> 10.0
"hoge".to_f
=> 0.0
to_hメソッド(h:hash)
配列をハッシュに変換するメソッド。
二次元配列オブジェクト.to_h
# 使用例
array = [[:japan, yen],[:us, dollar],[:china, yuan]]
array.to_h
=> {japan: "yen" , us: "dollar" , china: "yuan"}
to_symメソッド(sym:symbol)
シンボル(Symbolオブジェクト)を返すメソッド。
Symbolオブジェクトは、コードの上では文字列のように見えるが、プログラム内部では整数として扱われているため、文字列を扱うより高速に処理される。
オブジェクト.to_sym
# 使用例
"hoge".to_sym
=> :hoge
終わりに
今回はRubyのto_○メソッドについてまとめました。
用途に合わせてきちんと使い分けれるようにしたいです。
ご指摘・コメントお待ちしております。
ありがとうございました。
参考