Azure Database for PostgreSQL
SLA
上記サイトによるとDatabaseの構成によって、稼働保証時間が変わる。
以下の通り
Single or Flexible | 可用性構成 | 保証稼働率 |
---|---|---|
Single Server | 99.99% | |
Flexible Server | onfigured with Zone Redundant High Availability. | 99.99% |
Flexible Server | configured with Same Zone High Availability | 99.95% |
Flexible Server | configured without High Availability. | 99.9% |
Azure サポートプラン
以下のサポートプランがある。
- Azure Developer サポートプラン
- Azure Standard サポートプラン
- Azure Professional Direct サポートプラン
サポートプランの比較はこちら
https://azure.microsoft.com/ja-jp/support/plans/
最大接続数
価格レベルと仮想コアにより、最大接続数が異なる。
機能制限
スケール操作
- サーバー ストレージをスケーリングするには、サーバーを再起動する必要があります。
- サーバー ストレージは 2 倍ずつでのみスケーリングできます。
詳細については、コンピューティングとストレージに関する記事を参照してください。- 現在、サーバー ストレージを減らすことはできません。
サーバーバージョンのアップグレード
メジャーバージョン間の自動移行は現在サポートされていない。
バージョンアップする場合は、新しいバージョンでサーバーを構築後、dumpしたファイルを復元する必要がある。
ストレージ
- ストレージのサイズは一度構成すると、縮小できない。小さくする場合は、サーバーを再構築してからdumpしてからロードし直す必要がある。
- 現時点(2023年1月19日)でストレージの自動拡張機能はない。
- ストレージの使用率が 95% に達した場合、または使用可能な容量が 5 GiB 未満の場合、自動で読み取り専用モードに切り替わる。
- ストレージ使用状況の閾値設定 'storage used' 'storage percent'が可能
意味咀嚼これから。↓
論理レプリケーションを使っている場合は、対応するサブスクライバーが存在しなくなったら、プライマリ サーバーの論理レプリケーション スロットを削除する必要があります。 それ以外の場合、WAL ファイルはストレージを満たすプライマリに蓄積され始めます。 ストレージしきい値が特定のしきい値を超え、論理レプリケーション スロットが使用されていない場合 (使用できないサブスクライバーが原因)、フレキシブル サーバーはその未使用の論理レプリケーション スロットを自動的に削除します。 このアクションにより、蓄積された WAL ファイルが解放され、ストレージがいっぱいになったためにサーバーが使用できなくなる状況を回避できます。
ネットワーキング
- VNET との間での移動は、現在はサポートされていません。
- VNET 内のデプロイとパブリック アクセスの組み合わせは、現在はサポートされていません。
- ファイアウォール規則は VNET ではサポートされていません。代わりに、ネットワーク セキュリティ グループを使用できます。
- パブリック アクセス データベース サーバーでは、postgres_fdw などを使用してパブリック インターネットに接続できます。このアクセスを制限することはできません。 VNET ベースのサーバーでは、ネットワーク セキュリティ グループを使用して、送信アクセスを制限することができます。
高可用性(HA)
可用性ゾーン
Postgres エンジン、拡張機能、PgBouncer
停止/開始操作
- 7日間を超えてサーバーを停止したままにすることはできません。
予定メンテナンス
咀嚼必要。
- 既に予定されているアップグレードまでの時間が 5 日未満の時点でメンテナンス期間を変更しても、そのアップグレードには影響しません。 変更が有効になるのは、予定された次回のメンテナンス時になります。
サーバーのバックアップ
サーバーの復元
高可用性 制限事項
- 高可用性は、複数のゾーンが使用可能なリージョンでのみサポートされます。
以下の記述より、99.95%以上の可用性を希望する場合は、東日本リージョンの一択になる。
可用性ゾーンはすべてのリージョンで提供されているわけではありません。日本の場合、東日本リージョンは対応していますが、西日本リージョンは2022年5月現在は未対応です。
参照元:【AZ-900】ジオ、リージョン、可用性ゾーンとは?Azureのデータセンター用語をまとめて解説!
- プライマリ サーバーでのワークロードとアクティビティによっては、昇格する前にスタンバイ レプリカで復旧が必要な場合、フェールオーバー プロセスにかかる時間が 120 秒を超える場合があります。
- スタンバイ サーバーでは通常、40 MB/秒の速度で WAL ファイルが復旧されます。 ワークロードがこの制限を超える場合、フェールオーバー中または新しいスタンバイの確立後、復旧完了までの時間が延びる可能性があります。
- プライマリDBサーバーを再起動すると、スタンバイレプリカも再起動される。
自動バックアップについて
フレキシブルサーバーサービスは、サーバーのバックアップを自動的に作成し、地域内のZRS(Zone Redundant Storage)に保存します。バックアップは、バックアップ保持期間内の任意の時点にサーバーを復元するために使用することができます。デフォルトのバックアップ保持期間は7日間です。オプションで最大 35 日間まで設定できます。すべてのバックアップは、AES 256ビット暗号化を使用して暗号化されます。詳細については、バックアップを参照してください。
- 同一リージョン内のストレージに自動バックアップを保存する。
- バックアップ保持期間内の任意の時点に復元可能。
- デフォルトのバックアップ保持期間は7日間(オプションで最大35日までに設定可能)
- AES 256ビット暗号化にて暗号化される
詳細はこちらより