戦争プロパガンダ10の法則
戦争プロパガンダ10の法則とは、第一次大戦から現在の第二次湾岸戦争までの戦争の歴史の中で戦争プロパガンダには10の法則があり、それが戦争の度に巧妙に使われているということを歴史家アンヌ・モレリがまとめたものである。10の法則とは以下の通りである。
[1] 我々は戦争をしたくない。
[2] しかし、敵側が一方的に戦争を望んだ。
[3] 敵の指導者は悪魔のような人間だ。
[4] 我々は領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う。
[5] 我々も誤って犠牲を出すことがある。だが、敵はわざと残虐行為におよんでいる。
[6] 敵は卑劣な戦略や兵器を用いている
[7] 我々の受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大。
[8] 芸術家や知識人もこの戦いを支持している。
[9] 我々の大義は神聖なものである。
[10] この戦いに疑問を投げかける者は裏切り者である。
開発プロパガンダ10の法則
[1] 関数型言語を使え。
[2] 開発はスクラムで進めろ。
[3] ミーティングには名前をつけろ、アルファベット3文字が効果的だ。
[4] AWSを使わないエンジニアは時代遅れだ。
[5] 質問には「それはもう既にありますね」とだけ答えればよい、どうせ質問者も知らないのだから。
[6] 最新のJavascriptフレームワークを使え、これを使うだけで時代の最先端だ。
[7] XMLはクソだ、JSONは冗長だ、YAMLは最高だ。
[8] ビジネス職を納得させるのは簡単だ、グーグルがやっていると説明すればよい。
[9] 並列に計算させろ、大規模にシステムを組め、過大なシステムコストからスタートだ、伸びしろは残しておけ。
[10] スライダーを右に動かせ、システムは信じられないほど高速に動作するぞ。