お疲れさまです!
未経験で参画してから3ヶ月経ちました。わからないことだらけですが、ラッキーな事に構築作業の補助をさせていただいてます。
最近は飛び交う宇宙語をスピードラーニングの如く聞き、後々勉強してるとこれを言っていたのかー!という伏線回収が楽しみです。
今日は恐らく一日千回は聞いているpingについてご紹介します。
pingとは
ネットワーク上でホスト間の通信状況を確認するためのネットワークの基本的なコマンドです。
ICMP(Internet Control Message Protocol)を使って、指定したIPアドレスまたはホスト名にエコーリクエストパケットを送信し、その応答を待つことで、ネットワークの接続性をチェック出来ます。
ちなみにpingの由来は音響ソナーです。水中で物体を探すために音波を発してその反響を利用して位置を特定します。pingコマンドは1983年にマイク・ムース氏によって開発されました。彼はネットワークのトラブルシューティングや接続確認に役立つツールを作りたいと考え、この名前をつけたそうです
ping【ホスト名またはIPアドレス】
ping www.google.co.jp
と入力すると、Googleのサーバーに対してリクエストを送信し、その応答を受け取ることが出来ます。
応答があるということはネットワーク接続が正常であるということが確認出来ます。
標準ping
標準pingは最も基本的なpingコマンドの実行方法です。
ホストにエコーリクエストを送信し、応答の時間を測定するだけのシンプルなものです。
一般的に4回のリクエストをし、それに対する応答時間を示します。
こちらは成功例です。
ルーターからPCにpingを飛ばしてみました。
拡張ping
拡張pingとはより詳細なオプションを提供するping機能です。
例えば送信するパケットの数やサイズを指定したり、タイムアウトの設定、TTL(Time to Live)値の指定などが可能です。拡張pingを使用することで、特定の条件での応答を確認し、ネットワークのトラブルシューティングを行う際に役立ちます。
ルーターからPCに拡張pingをしてみます。
pingと入力したらenterを押すと、プロトコルなど色々聞いてくれます。
拡張pingの一部で、さらに詳細な情報を提供する詳細pingがあります。
パケットの送信間隔やより多くの送信オプションを設定し、個別のホストへのリクエストの応答をさらに深掘りして調査することが出来ます。
これにより、ネットワークの性能問題や以上の診断がより具体的に行えるようになります。
詳細pingは一般的に高度なユーザーやネットワーク管理者向けの機能です。
まとめ
ネットワーク初心者が初めて使うコマンドはpingだと思います。
ネットワークとはデバイス同士が相互に接続し、情報を効率的にやりとりするための基盤です。
なので現場で何かトラブルが発見された際はまずpingで確認して!と言われます。
参画前に勉強していた時はこんなコマンドあるんだ程度でしたが、超重要なコマンドでした。
次回はICMPについてまとめたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます!