概要
参考:SourceTreeのコミットログに書いてあるRedmineのチケット番号をクリックできるようにする - Qiita
最近の SourceTree で上記の手順をそのままなぞると、
このような警告が出る。無視しても動作しない。
どうやら SourceTree の仕様変更があったようである。置換先の表現が、 HTML を直接書く方式からただ単に URL を与える方式に変更されている。
前提
SourceTree 1.6 以降。手許では SourceTree 1.7.0.32509 で動作確認した。
BTS は URL 中にチケット番号が現れるものだったら何でもよい。当方は Redmine で確認した(参考: Redmine の URL フォーマットは http://<ROOT>/issues/<TICKET#>
)。
設定方法
- 設定したいリポジトリを開く
- 「リポジトリ」 > 「リポジトリ設定」 > 「詳細」タブ
- 「コミットメッセージ中のリンク」の「追加」
- 次のように設定。リンク先 URL は各自の環境に合わせて調整(ここでは Redmine を想定している)
- 置換タイプ:その他
- 正規表現:
#(\d+)
- リンク先URL:
http://redmine.hogefuga.com/issues/$1
備考
正規表現が読める方には釈迦に説法だが、念のため。上記の表現では、次のように動作する。
-
#
で始まる、 1桁以上の数字に符合する - その数字の部分だけを、
http://redmine.hogefuga.com/issues/$1
の$1
の位置にセットしてハイパーリンクにする
上記の通り、この設定はリポジトリごと存在する。「複数のリポジトリを一つの BTS と連携させている」ような場合でも都度設定が必要。
裏返せば、リポジトリごとに Redmine や trac を使い分けている場合でも問題なく使えるということである。