「PenguinHack」というハッカソンに参加したので、振り返りつつ感想を残しておこうと思います。
PenguinHackについて
PenguinHackは九州工業大学 飯塚キャンパスで開催された、初心者向けハッカソンです。参加者一人一人にメンターが付き、初心者でも1つのプロダクトが作れるように支援していただける環境で開発できます。
開催日前にもパネルディスカッションやブートキャンプなど勉強会を開かれていて、ハッカソン参加者以外にも開発の機会を増やす活動をされていました。
今回の応募は倍率が約3倍になったらしく、当選したあとにそれを聞いてちょっと震えました…
PenguinHackのHP、Twitterはこちらからどうぞ
審査基準・ルール
参加者は「世の中を便利に」「飯塚を楽しく」「自分の生活を便利に」という3つのテーマのうち一つを選び、開発します。
初心者が一人で制作するため、どうしても時間や技術力が足りないような部分はメンターさんが一部開発することが許可されていました。(実質参加者とメンターの2人チームで開発してる気分でした。)
審査は参加者が開発した部分に対し行われます。
アイデア、UI・機能実装完成度、技術力の三項目を基準に審査されます。
表彰
最優秀賞 1名
優秀賞 1名
審査員賞 3名
Comet賞 1名
エラー賞 1名
審査員の方々
- 安永 卓生 教授
九州工業大学 副学長 - 成瀬 弁宣 氏
GMOインタネットグループ デベロッパーエンジェリスト - 三谷 章太郎 氏
パイプドビッツ執行役員CSQO
自己紹介
今年度の秋頃から、大学のサークルで開発してる人が多かったことがきっかけでWeb開発に興味を持ちだした初心者です。プログラム書くのもパソコン触るのも授業以外では殆どない…という状況でした。
11月末に初めてハッカソンに参加したときは右も左も分からず悔しくも完成させることが出来ませんでした…
PenguinHackには1on1で見てくれると聞き、1度は何か完成したモノを作りたい!メンターさんに助けてもらいたい!という気持ちで参加を申し込んだ次第です。
成果
アプリ名「TODOのなかまたち」
githubはこちらからどうぞ!
- Todoにその難易度やモチベーション、カテゴリを選択し、追加ボタンを押すと画面右側のリストに追加されるアプリ
- Todoの数に応じて中央のアシカのイラストが変化する
- イラストやレイアウトにこだわり、(ハッカソンによくあるtodoアプリなのはともかく)ぱっと見て完成度が高そうな見た目にした
- フロントエンドはReact(参加者担当)、バックエンドはAzure Fanction(メンター担当)
- ログイン画面
- ホーム画面
審査員賞をいただきました。ありがとうございます!
本番前
本番1週間前に始まったブートキャンプでReactやcss講座、VPSやdockerとふれあったりする勉強会がありました。急ごしらえだったと聞いたのですが、このとき頂いた資料でこのハッカソンを乗り切ったくらいにはめちゃめちゃありがたくて分かりやすいものでした!
ブートキャンプ中は講座と同時にアイデア出しや開発を進めていき、その日の進捗をdiscoedチャンネルに報告します。このとき、他の人がどんなことしてるのかが分かるのは個人的に嬉しかったです。
私は本番までにアイデア出しとある程度のアプリ機能、イラストを作成しておきました。
本番
初めにメンターさんに作りたい物と現在の進捗を報告し、見た目を整えていく方針になりました。1日目は3時間ほど私がレイアウトを整え、その間メンターさんがバックエンド側を作っていただくという計画でしたが、実際は私が発表のギリギリまで見た目の調整に時間を掛けてしまいました。機能の追加もしつつであったのでそんなもんかもしれませんが、取り組む時間を決めて開発することの大切さが分かりました。特にレイアウトは……
発表はすごく緊張し、噛み噛みのしゃべりでしたが作ったものを審査員の方々に説明できることが嬉しかったです。Todoアプリというシンプルなものですが、形になった物を人に見せて評価していただける機会はなかなかないので、参加して良かったと感じました。
表彰ではレイアウトを評価していただき、三谷さん賞を頂きました。メンターさんに尋ねながらの出来でしたが、当日のほとんどの時間を掛けた部分が評価され本当に嬉しかったです。
感想
やはり技術力の足りなさを実感しました。しかしハッカソン参加前よりは格段にReactやCSSを理解できたなと思います。今後の勉強のモチベにもなりました!周りの言ってる用語が少しずつ理解できてるのが嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました!