諸注意
⚠️規格がクソであって「JISキーに慣れた人」をディスるつもりは皆目ないのでご承知置きを。電気屋のラップトップPCの展示はどれもクソJISキーしかないから、それに慣れてしまうのは致し方ない。それとも印字通りのかな入力が出来る人は尊敬でしかないから今後もJISキーで使い続けて欲しい。
経緯
貸与されるラップトップPCが当たり前のようにJIS規格ばかりで頭に来たので書いた。貸与してくれる人に恨みは無いが、ロクに議論も改良もせずのうのうと国内でメインストリームをのさばっているのが本当に許せない。一オプションとして「JIS配列も選べますよ」だったら何の問題もなかった。
簡単な話
- キートップの印字がいらない
- かな入力を使うことがない
- メチャクチャな記号配置
- 7 + ⇧がシングルクォート(')、対して2 + ⇧がダブルクォート(")
- ブラケット開始([)はQの段、ブラケット終了(])はAの段
- ホームポジションのズレ
- 記号キーが右側(右手薬指&小指で打つところ周辺)に詰まってるせいでポジションが体の正中線から左にキー1個分ズレている(機種によるけど大方そうなってる)
- ただでさえキーボード右側にマウスやトラックパッドを置くので余計ズレる
USキーボードのススメ
- ムダのない記号配置
- 正中線に来るホームポジション
- Enter / Returnキーが横長
- 右小指を少し伸ばせば届く
- スペースキーが小さい (プログラマー / 英文書く人向け)
- スペースキーのつもりが違うキーを入力していたあるある
- スペースを空けたつもりが空いていない
勘違いされているコト
- 日本語/英語切り替えキーがない
- そもそもそんなものは要らない
- どのキーボードでもショートカットで切り替えられる
- Mac: ^ + [Space]
- Win: alt + tab
強いて挙げるUSキーボードのデメリット
- デフォルトだとショートカットの組み合わせを覚える必要がある
- 覚えたとして1キーで切り替えられない
- 以下のアプリで解決
- Mac: Karabiner Elementsをインストール
- Win: alt-ime-ahkをインストール
- 以下のアプリで解決
まとめ
- 以下の人はJIS規格でもいいかも
- かな入力をマスターしてる人
- 入力するキーがローマ字入力に比べてほぼ半分少ないので早くて当たり前
- どうしてもUSキーに慣れなかった経験のある人
- こればっかりはしょうがないね、仕方ないね
- かな入力をマスターしてる人
- それ以外の人は全員USキーを買え、ぜったいにだ
IME切り替えとかスペースキーよりEnterキーで確定することが多いとか、いわゆる日本語特有の事情があるとは言え、なぜ今のJIS規格で「ヨシ!!」が通ったのか、本当に分からない(特に記号周り)。もし今日のキーボードのJIS規格を決定した人に直接会えるなら、密室で小1時間徹底的に問い詰めたい。規格の背景とか、これを採用するに至った経緯とか、、、