はじめに
2024年3月に、AWSの認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(通称AWS SAA-C03)を受験し、合格することができました。勉強をする中での反省点や、受験前のudemyの模擬試験の成績など、これからAWS SAAを受験する方に役立つ情報を共有したいと思います。
学習開始前の知識状況
AWS SAAの学習を開始する時点での状況は以下の通りでした。
・AWSの経験は、新人研修で1か月触った程度
・AWS クラウドプラクティショナー取得なし
・保有資格はITパスポートとG検定
実際に行った試験対策
udemy+Ping-tの2つの教材を使用して2ヶ月半程で合格しました。
1.udemy(有料)
【SAA-C03 版】これだけで OK! AWS 認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト試験突破講座
実際にAWSコンソール上で手を動かして学ぶハンズオン動画講義です。動画だけで合計47時間以上もあるため、学習時間におよそ1ヶ月かかりました。udemyのセール期間を狙うと1500円で購入可能です。
2.Ping-t ソリューションアーキテクト-アソシエイト(無料)
無料の問題演習サイトです。一部の資格は有料ですが、AWS SAAの問題は完全無料です。
2024年3月7日時点で問題数は636問あり、これが無料で利用できるのは脅威的です。
他のAWS SAAの問題集と比べ、難易度の低い問題が多いという特徴があります。ですが上記のudemyの模擬問題に比べ、圧倒的に解説が丁寧でした。1周半で学習時間におよそ1ヶ月かかりました。
試験当日と結果
試験の得点は812/1000点でした。(合格ライン720点)
難易度はping-tの問題より高く、udemyの模擬問題より低かったです。ちなみに直前に行ったudemyの模擬試験のスコアは73%でした。初めて聞くサービス名についての問いがありましたが、基本的なサービスの理解をしっかりしていればping-tの問題集の知識で回答できる問題が9割だったと思います。
オススメの試験対策
結論、Ping-tのみで十分です。
udemyはハンズオンの部分に冗長な箇所があり、時間がかかりすぎるため効率良くありません。また、Amazonで評価の高い書籍の解説よりping-tの解説の方が断然わかりやすく頭に入りやすいです。
ping-tは単元ごとの基本問題が充実しており実践問題は解説が非常に丁寧で、基礎となる土台の理解がしやすいと思います。ping-tで基礎〜応用まで網羅できるので最短で試験に合格したい場合は、ping-tだけに一点集中するのが最も効率よく合格できると今回の試験対策で感じました。
まとめ
AWS SAAの効率的な勉強としてはPing-tで模擬試験が受けられるくらいまでの理解度にもっていき模擬試験で量をこなして仕上げられるかだと思います。
私自身なんとか無事に合格はしましたが、知識だけはある頭でっかちの状態になってしまっているので、これからはudemyの講座のハンズオンなどを利用してゆっくり手を動かしていこうと思います。