macOSでCrowiを1.6.0にバージョンアップする

概要

• macOSにインストールしているCrowiをバージョンアップ（1.5.0→1.6.0）します。
• 最初のインストール時には以下の投稿を参考にしました。 http://qiita.com/aoksh/items/5dfe5abbe239cd22a1d8

Crowi 1.6.0

リリースノートは以下の通りです。
https://medium.com/crowi-book/crowi-v1-6-0-1eab6ae913ee

• 英語への対応（英語/日本語の切り替え）
• GitHubライクなdiff機能
• 検索機能の向上

diff機能、便利そうですね。

node 6.xの導入

Crowi 1.6.0はNode 6.xが必要ということなので、インストールします。
nvmがインストールされているという前提で。

$ nvm ls-remote

ダウンロード可能なバージョンが出力されます。
v.6.10.0が、Latest LTSのようなので、これをインストールします。

$ nvm install v6.10.0

バージョンを確認します。

$ node -v
v6.10.0

ついでElasticsearch導入

5.xに対応しているとのことなので、ダウンロード
https://www.elastic.co/downloads/elasticsearch

tarを解凍して、起動

$ tar zxvf elasticsearch-5.2.2.tar.gz
$ cd elasticsearch-5.2.2
$ ./bin/elasticsearch

起動確認。

$ curl http://localhost:9200
{
  "name" : "CZsdorE",
  "cluster_name" : "elasticsearch",
  "cluster_uuid" : "fTJ68jDHSJFOyLPmdJI5g",
  "version" : {
    "number" : "5.2.2",
    "build_hash" : "f98sg74",
    "build_date" : "2017-02-24T17:26:45.825Z",
    "build_snapshot" : false,
    "lucene_version" : "6.4.1"
  },
  "tagline" : "You Know, for Search"
}

Crowiのバックアップ

以下のサイトを参考にしました。
http://www.kunitake.org/chalow/2016-09-06-1.html

$ mkdir -p ~/backup/public
$ mongodump --out ~/backup/2017-03-09-01
$ rsync -avz どこか/crowi/public/ ~/backup/public/

"どこか"のところは、ご自分のcrowiディレクトリの場所に置き換えてください。
私はApplicationsの中に入れてます。

$ cd /usr/local/src/crowi
$ git pull --tags
$ git checkout v1.6.0
$ npm install

インストール進んでいきますが、

gyp ERR! node -v v6.10.0
gyp ERR! node-gyp -v v3.4.0
gyp ERR! not ok

not ok? と思ったらnode-saasが動いて再インストールが始まり、ビルドは終了。

npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: bufferutil@1.2.1 (node_modules/bufferutil):
npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: bufferutil@1.2.1 install: `node-gyp rebuild`
npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: Exit status 1
npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: utf-8-validate@1.2.2 (node_modules/utf-8-validate):
npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: utf-8-validate@1.2.2 install: `node-gyp rebuild`
npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: Exit status 1

なんかたくさんWARNが出てます。

以下のコマンドを打ってみましたが、変わらず。

$ npm rebuild -g node-gyp

node_modules削除してもう一度npm installしたりしましたが、変わりませんでした。
nodejsよくわからんです。
まあビルドできてるしと思ってCrowi起動したら、ちゃんとバージョンアップされてました。

起動コマンドは以下です。

$ PASSWORD_SEED=hogehoge MONGO_URI=mongodb://localhost/crowi ELASTICSEARCH_URI=http://localhost:9200 FILE_UPLOAD=local  node app.js

そのうちlaunchctlとかに登録したいと思ってます。

今回は、とりあえず動いているので良しとします。
diff view、カッコイイです！