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Windows10でRuby・Railsのための開発環境を構築する手順

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手順

  1. VSCODEをインストールする
  2. 拡張機能をVSCodeにインストールする
  3. WSL上でUbuntuをインストールする
  4. Ubuntu上で環境を構築する

Visual Studio Codeをインストール

以下のサイトから、Visual Studio Codeをインストールします。
https://code.visualstudio.com/
私の場合は、Windows10の64ビットを使用しているので、画像の赤枠の箇所からインストーラーをダウンロードしています。
image.png

  1. ダウンロードしたインストーラーを起動し、インストールを行っていきます。
    image.png
  2. 使用許諾契約書を読み、同意するにチェックを入れ、セットアップの準備を開始します。
    image.png
  3. インストール先の指定を設定します。基本的にはデフォルトの設定で問題ありませんが、もし指定先を変更したい場合は、参照から指定先を変更してください。なおインストールする場合、ディスクに空き容量が必要となります。
    image.png
  4. スタートメニューを設定します。基本的にはデフォルトの設定で問題ありません。
    image.png
  5. 追加タスクを選択します。基本的にはデフォルトの設定で問題ありませんが、私は「デスクトップ上にアイコンを作成する」にチェックを入れています。
    image.png
  6. 設定した内容を確認し、インストールを開始します。
    image.png
  7. インストールが完了するまで、しばらく待ちます。
    image.png
  8. インストールが完了したら、完了ボタンを押し、Visual Studio Codeを実行してください。
    image.png
  9. Visual Studio Codeが起動したら、インストールが完了となります。
    image.png

拡張機能のインストール

  • 日本語のパッケージをインストール
    左のアイコンメニューにある四角のアイコンをクリックし、日本語パッケージをインストールします。検索で[japanese]と検索すれば、パッケージが見つかります。
    image.png
    インストールすると、言語を変更するために再起動を求められますので、再起動してください。
    image.png
    再起動後、日本語が適応されていれば、拡張機能の導入が完了となります。
    image.png

  • Rubyのパッケージをインストール
    [Ruby]と検索し、Rubyをインストールします。
    image.png

  • 全角スペースのチェックパッケージをインストール
    [zenkaku]と検索し、zenkakuをインストールします。
    image.png

  • コードスペルチェックのパッケージをインストールします。
    [code spell]と検索し、Code Spell Chekcerをインストールします
    image.png

  • インデントレインボーのパッケージをインストールします。
    [indent-rainbow]と検索し、indent-rainbowをインストールします。
    image.png

  • endwiseをインストールします。
    [endwise]と検索し、endwiseをインストールします。
    image.png

  • その他
    他にも便利な拡張機能をインストールすれば、開発効率が上がるので、必要に応じてインストールしてください。
    例.
    Auto Rename Tag
    erb
    Rainbow End など

WSL上からUbuntuをインストール

WSLとは、"Windows Subsystem for Linux" の略で、WindowsからLinuxを利用するためのツールになります。

1. PowerShellを起動します。
image.png
※私のPowerShellはプロパティを変更しているため、画面が緑になっています。デフォルトでは濃い青色になります。
image.png

2. WSLを最新の状態にします。

wsl --update

image.png

3. WSLの状態を確認します。

wsl --status

image.png
WSLの状態を確認すると、「WSL2は、現在のマシン構成ではサポートされていません」という注意事項が表示されている場合、対応が必要になります。この注意事項が解決されていないと、この後の環境構築に失敗します。私はこのメッセージを無視して、先に進めたことが原因で、Ubuntuをアンインストールするなど、面倒な手続きを踏むことになってしまいました。

主に、以下の対応が必要となります。

  • BIOSで仮想化を有効化する ※BIOSの設定は最新の注意を払って、操作してください。
  • Windowsの機能で、仮想マシン プラットフォームを有効化する

【仮想化が有効化されているかどうかの確認】
タスクマネージャーを開き、パフォーマンスタブから仮想化の項目を確認してください。有効となっていない場合、BIOS設定から設定を見直してください。BIOSでの設定方法は、PCのメーカーによって異なるため、ここでは記載していません。
image.png
【仮想マシン プラットフォームの有効化】
Windowsの機能から、"仮想マシン プラットフォーム"にチェックを入れて、適応してください。
image.png

上記対応をすることで、注意事項が表示されなくなり、WSLが扱えるようになります。
image.png

4. Ubuntuをインストールします。

wsl --install Ubuntu

インストールすると、ユーザーIDとパスワードの入力が求められます。
image.png
IDとパスワードを入力し、次に進みます。※IDとパスワードは忘れないように管理する必要があります。
image.png
ユーザーID、パスワードを入力することで、Ubuntuを使用することができるようになります。
image.png

Ubuntu上から各種環境を構築

Ubuntuを起動します。
Windows上で、"Ubuntu"と検索するとアプリケーションが選択できます。
image.png

image.png

環境を構築のツールをインストール

環境を構築するため、以下のコマンドを実行し、Linux上で使用するツールをインストールしていきます。

sudo apt update && sudo apt upgrade

image.png
"Y"を選択します。
image.png

sudo apt install -y autoconf bison patch build-essential rustc libssl-dev libyaml-dev libreadline-dev zlib1g-dev libgmp-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm6 libgdbm-dev libdb-dev uuid-dev make

image.png

Homebrewをインストール

Homebrewとは、macOS用のパッケージ管理システムになります。

以下のコマンドを一つずつ、実行していきます。※実行完了まで長時間かかる可能性があります。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
echo 'eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.profile
eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
brew install gcc ruby-build

正しくインストールができたかを確認します。

brew -v

image.png

rbenvをインストール

rbenvとは、Rubyのバージョン管理ツールになります。

以下のコマンドを一つずつ、実行していきます。※実行完了まで長時間かかる可能性があります。

brew install rbenv
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.profile
eval "$(rbenv init -)"

image.png

Rubyをインストール

以下のコマンドを一つずつ、実行していきます。※実行完了まで長時間かかる可能性があります。

rbenv install 2.6.5
rbenv global 2.6.5

正しくインストールができたかを確認します。

ruby -v

image.png

Railsをインストール

以下のコマンドを一つずつ、実行していきます。※実行完了まで長時間かかる可能性があります。

gem install nokogiri --version=1.13.10

image.png

gem install rails --version=6.0.0

image.png

gem install bundler --version=2.1.4

image.png

Node.jsとyarnをインストール

以下のコマンドを一つずつ、実行していきます。※実行完了まで長時間かかる可能性があります。

brew install node@14 yarn
echo 'export PATH="/home/linuxbrew/.linuxbrew/opt/node@14/bin:$PATH"' >> ~/.profile
source ~/.profile

image.png
正しくインストールができたかを確認します。

node -v

MySQLをインストール

以下のコマンドを一つずつ、実行していきます。※実行完了まで長時間かかる可能性があります。

brew install mysql@5.7
echo 'export PATH="/home/linuxbrew/.linuxbrew/opt/mysql@5.7/bin:$PATH"' >> ~/.profile
sudo nano /etc/wsl.conf

以下を書き込む。

[boot]
systemd=true

image.png

以下のコマンドで再起動し、状態を確認します。

wsl.exe -t Ubuntu
brew services start mysql@5.7
mysql.server status

image.png

注意事項

  • この記事では、環境構築に関しての記事を記載しています。使用しているPCのメーカーや設定によって、正しく構築できない場合があるかもしれません。

この記事は誰向けの記事か?

  • Windows環境でRubyやRuby on Railsを使用したい人

環境

  • OS:Windows10
  • メーカー:DELL
  • システムの種類:64ビットオペレーティングシステム

本記事における注意事項

  • 本記事は、備忘録としてまとめたものになります。
  • 他の方の参考になる可能性も踏まえて、一般公開も行なっております。
  • また記載内容はすべて、正しい内容が記載されているとは限りません。
  • 誤った内容を見つけた場合は、ご指摘をお願いいたします。
  • この記事の内容を実施するにあたり、一部、ChatGPTを活用しております。
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