1. 受けようと思った理由
完全未経験&ド文系から、エンジニアという職に就かせていただいて早9ヶ月。開発過程を広く浅く経験してきたのですが、このタイミングで資格取得を目的に、何か体系的な知識を身につけたいと思うようになりました。そこで、インフラの知識がないことがネックになって仕事が進まないことが1つの悩みだったので、まずは会社で使っているawsの勉強から始めてみよう!ということで、入門試験のCCPから取り組んでみました。
※基本情報は計算問題が多くて難しそうだったので(筆者は中学生以来まともに計算をしていない)、「今じゃないかな〜()」と断念しました。
2. 勉強ツール
主に使った勉強ツールはこんな感じです↓
- AWS Skill Builder:AWS公式の無料学習動画を見られる。使ったコースは、「AWS Cloud Practitioner Essentials (日本語)」。
- AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー:いわゆる緑本。
- 【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問):Udemyで、一番評価が高そうだった模擬問題集。テキストで見たことないサービスがわんさか出てきて最初はびっくりしました。
3. 勉強手順
- 勉強前の筆者のAWS経験はこんな感じでした。
- Cloud Watchでアプリのログを見る
- LambdaでアプリのログをSlackに流す処理を作成する
- S3にファイルを入れたり出したり、boto3で操作したりする
- Secrets Managerで環境変数を管理する
- Cloud9でプログラミングする
- 既存のCDを使ってECSにデプロイする(ECSという言葉は知っていた)
- など…
- まず、skill builderの無料動画を一通り見ました。早送りしたりして、年末年始、1日2~3時間使えば見切れるくらいの量でした。
- 次に、Udemyの模擬試験を解きました。と言っても、この頃にはなぜか1月末に差し掛かってました。
- ↑が難しすぎてびびったので、いわゆる緑本を読み始めました。
- 次に、skill builderに戻って、要点整理をしました。
- 再度、Udemyの模擬試験を解き直しました。
4. 勉強してよかったなと思うこと
一番は、これまでハテナだらけだったインフラ関係の会話で、話が通じる機会が増えたことです。丁度この勉強をしている頃に、WAFのSQLインジェクション対策のルールについて話すことがあり、「あ!ここCLF-C02でやったところだ!」と某DMに封入されてる漫画の主人公の気分になれました()。
あとは、冒頭で諦めたと話した基本情報的なキーワードにも触れられたことも良かったです。
5. へぇ!とか、面白いと思ったポイントまとめ
一番驚いたのは、AWSサービスの守備範囲の広さでした。勉強する前は、AWSはwebサービスを支えるサービスだと思っていましたが、機械学習やIoT、さらには衛星からデータを受信して処理するサービスまで…多分使わないんだろうけど、面白そうなサービスがたくさんありました。
それから、AWS CAFなど、クラウド導入を進める上での技術的・組織的なベストプラクティスが提供されていることも新鮮でした。ユーザー任せ、エンジニア任せのクラウド導入でなく、非技術的な面までサポート体制が整っていて感動しました。こちらも、個人開発ではあまり意識することのない視点だったので、CCPを勉強して良かったなーと思います。
もちろん、普段の開発で使っているサービスをより詳しくしれたのも良い機会でした!
6. まとめ
「資格試験なんて意味がない!実務実務!」というお声もよく聞きますが、個人的に、資格取得目的で体系的な知識を身につけることは、とても有意義でした。実務と座学のバランスをとって、精進していきたいと思います。
ちなみに、CLF-C02に合格した現在は、スペシャリスト系なら計算が少ない&応用情報の過去問暗記で対応できることを知り、データベーススペシャリストの勉強をしています。多分、来年くらいに受けてみます(宣言)。