#はじめに
Azureが提供しているAIサービスのAzure Cognitive Servicesですが提供している機能が多いのでどんな機能を提供しているのかをざっくりまとめてみました。
#Cognitive Services の主なカテゴリ
Cognitive Servicesは主に下記の5つのカテゴリーに分けられています。
・視覚
・音声
・言語
・決定
・検索
##視覚に関するCognitive Services
・Computer Vision Service
→画像からテキストの抽出、特定のブランドや物体の検出や空間分析の機能です。
・Custom Vision Service
→独自の画像識別子モデルを構築、デプロイ、改良できるようなる機能です。
・Face Service
→画像に含まれている人の顔の検出、認識、分析する機能です。
また、検出した顔の年齢、感情、ひげの有無、眼鏡の有無を予測することもできます。
##音声に関するCognitive Services
・Speech Services
→こちら、前回の記事でご紹介した機能です。
音声テキスト変換、テキスト読み上げ、音声翻訳を提供するサービスです。
##言語に関するサービス
・Azure Cognitive Service for Language
→NLU を使用し非構造化テキストから情報を抽出、尋ねられている質問に対する回答する機能です。
・Language Understanding LUIS
→自然言語での会話テキストに適用して、全体の意味を予測し関連性のある情報を引き出す機能です。
・QnA Maker
→任意の入力に対して、カスタム ナレッジ ベースの情報から最も適切な回答を見つける機能です。
主にチャット ボットなど、会話型クライアント アプリケーションの作成に使用されます。
・Translator
→ほぼリアルタイムでのテキスト翻訳を提供する機能です。
##決定に関するCognitive Services
・Anomaly Detector
→時系列データを監視し、その中の異常を検出する機能です。
・Content Moderator
→不快感を与えたり、望ましくなかったり、危険であったりする可能性があるコンテンツを監視する機能です。
・Personalizer
→ユーザーのリアルタイムの動作から学習し、ユーザーに表示する最良のエクスペリエンスを選択できるようにする機能です。
##検索に関するCognitive Services
・Cognitive Search
→weアプリやモバイルアプリなどにプライベートで異種のコンテンツに対するリッチな検索エクスペリエンスを組み込むことが出来る機能となっております。
#まとめ
ざっくりとですが、Cognitive Servicesの機能を紹介しました。
Cognitive Servicesを利用することで人工知能やデータ サイエンスに対して知見がなくても簡単にアプリケーションなどを多機能にすることが出来るの今後はより詳しくご紹介していきます!