受験のきっかけ
・業務が落ち着いてきて自己研鑽の時間を確保できる機会があり、転向や転職を見据えてPythonを学習したいと思ったため。
・実務で使っているJavaに関しては、レガシー系のプロジェクトに参加している側の視点だと言語知識よりも業務理解度が重要視されている印象があり、JavaSilverぐらいのレベル感の資格があっても評価に繋がらない印象だった。
・たまたまおすすめに流れてきたYoutube に感化された。
https://www.youtube.com/watch?v=PjKVqj7hN-w
この資格を取っただけで年収1000万なんて夢のような話だけど、可能性を広げたい気分だった。
・短期間で資格を取得した経験がないため、成功体験を得るという意味でもチャレンジしてみたかった。
・私的利用したいプログラムやポートフォリオの構想があり、Pythonを学べば作成に取り掛かることができたため、同時進行で資格取得を目指した。
スペック
・Javaでの実務経験が1年ほど、HTML/CSSならハンズオンの学習サイトで学んだことがある程度
・Pythonに関しては触ったことがなく全く未経験
結果
受験日の調整の兼ね合いで期間が延びてしまったが、2週間ほどの期間で合格
合格基準70%正解に対して正答率85%ほど(満点を取る気持ちで受験に挑んだため、不甲斐ない気持ちになった)
勉強方法
勉強法の説明の前に書籍の購入の有無についてですが、私の場合は購入しなくても特に問題ありませんでした。WEB上でPythonチュートリアルと模擬試験が無料で公開されているため、書籍の方が勉強が捗ったりするタイプや状況というわけでもなければ書籍の購入は必要ないと思います。
出題率を知る
公式などであらかじめ出題率が公開されているのでそちらを参考
出題率に偏りがあるため復習するにしても、出題率が高いところを重点的に学習する方針とした。
模擬試験
プログラミング未経験者ではないため、いきなり模擬試験を受けてもなんとなく回答できると思って
後述する「Pythonチュートリアル」での学習についても効率よく学習できると思った。
使用した無料の模擬試験サイト
DProEXAM
https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam/1
概要:出題形式は時間制限ありで章通りには出題されずランダム(本試験と同様) 受験履歴が確認できるため、間違いやすい問題の傾向が分かる。難易度は中程度
ExamApp
https://python-basic.com/
概要:章通りの出題で一文ごとに正誤の判定と解説があるため、取っ掛かりとしては一番おすすめ。難易度が初級から上級まで設定されているが、上級になって数問細かい部分についての問題が出題されるぐらいで全体的な難易度はそこまで変わらない印象。アカウントを作成すれば前回の試験との比較ができる。時間制限がないためまとまった時間を確保できない場合でもやりやすい。
PRIMESTUDY
https://study.prime-strategy.co.jp/#exam-list
概要:DProEXAMtと似て時間制限ありだが、出題はランダムではない。
解答表がメールで送られてくるため、前回との比較はしづらい。また自分の選んだ選択肢と問題の解答のみ返ってくるため復習には不向き。ただ問題の難易度が絶妙なため総仕上げ向き
ExamApp→DProEXAM→PRIMESTUDYの順番で模擬試験を受けていくのが効率良さそうです。
本番試験を受けるにあたってどの模擬試験も90点以上は取れるようにしておくことをおすすめします。
Pythonチュートリアル
処理結果ではなく「次の記述のうち、正しいものはどれか」のような文章ベースの問題は必ず出題されるためPython経験者でも通読は必須だと思います。
私は模擬試験を受けてからPythonチュートリアルを通読し、出題されそうなところはNotionにメモしていました。
AIに壁打ち
わからない問題や正解してもなぜそうなるか言語化が難しい問題に関してはChatGPTに投げて解説や別の問題パターンを出力させていました。模擬試験を何度も解いていると問題で覚えてしまって応用が効かなくなってしまうのでこの方法はとても有効でした。
実際にコードを書いてみる
勉強中の息抜きがてらに環境構築して実際にコードを書いてました。
Pythonを学習するにあたって漠然とですがWebスクレイピングをやってみたいと思っていたため、挑戦してみました。私的に利用するだけなので品質はそこまで高くないですが、書いて動かしてみるところまで実際にやってみることによって体系的にPythonを学ぶことができました。
##試験を受けるにあたって
色々な会場を探しましたが、最短受験日が申し込み日の一週間後以降が多いので、学習理解度が合格ラインに達してからだと、忘れないためだけの無駄な勉強時間の確保が必要になってしまうかもしれません。(自分がそうでした)
模擬試験を一通り触ったぐらいのタイミングで申し込みをすることをおすすめします。
##実際に試験を受けた感想
本番では模擬試験のようなPythonチュートリアルの解説そのままのような問題はほぼなかったので、しっかり基礎を抑えておく必要があります。模擬試験でも一度も触れたことがないような問題は一問だけありましたが、消去法で考えて正解していたようです。合格するだけなら12問以上落とさなければいいので試験途中に確信を持てない問題がそれを越えなければいいというメンタルで受験していました。不安な部分は見直しても確信を持てるわけじゃないので、自身があるところを落とさないことの方が大事だと思います。