ガバナンスモードとコンプライアンスモードの違いを簡単に説明すると
ガバナンス=管理者が設定した期間過ぎたら削除、変更が可能=ちょい厳格オヤジ設定
コンプライアンスモード=管理者でさえ削除、変更無理=超厳格オヤジ設定
違いについて
コンプライアンスモード(Compliance Mode):
コンプライアンスモードでは、設定された保持期間中はオブジェクトの削除や変更を防止することができます。
このモードでは、保持期間を終了するためにAWSのカスタマーサポートとの連絡が必要であり、削除や変更を回避するための厳格なポリシーを適用します。
コンプライアンスモードは、法的要件や業界規制などの厳密なコンプライアンス要件を満たすために使用されます。
ガバナンスモード(Governance Mode):
ガバナンスモードでは、管理者が設定した保持期間内においては、オブジェクトの削除や変更を防止することができますが、保持期間が終了した後は削除や変更が可能です。
保持期間の終了後にオブジェクトを変更できるようにするため、AWSのカスタマーサポートとの連絡は不要です。
ガバナンスモードは、データ管理上のベストプラクティスや内部ポリシーを強化し、データのセキュリティと信頼性を高めるために使用されます。
要するに、コンプライアンスモードは非常に厳格なデータ保持要件を満たすために使用され、保持期間中はオブジェクトの削除や変更ができません。一方、ガバナンスモードは、保持期間中はオブジェクトの削除や変更を防止し、保持期間終了後に変更を許可するような柔軟なポリシーを適用します。