"スピンアップ"は、Auto Scalingグループ内で新しいインスタンスが起動され、アプリケーションが新しいリソースで安定して動作するまでの時間を指します。Auto Scalingグループがインスタンスを自動的にスケールアウト(増やす)すると、新しいインスタンスが「スピンアップ」します。
図にするとこんな感じ????
違ってたらご指摘いただけると幸いです。
スピンアップには、以下の主なプロセスが含まれます:
新しいインスタンスの起動
Auto Scalingグループは、需要が増えた場合に新しいインスタンスを起動します。これは通常、AMI(Amazon Machine Image)を使用して定義されたイメージをもとにした新しい仮想マシンの起動です。
起動時の設定の実行:
インスタンスが起動されると、指定された起動スクリプトや構成管理ツールによって、必要な設定やソフトウェアのインストールが行われます。
ロードバランサへの登録
起動したインスタンスがロードバランサなどの負荷分散装置に登録され、トラフィックの一部または全体を処理する準備が整います。
アプリケーションの起動と初期化
アプリケーションが起動され、必要なサービスやデータベースへの接続が確立され、正常な動作が確認されるまでの時間。
スピンアップの期間は、インスタンスの起動時間やアプリケーションの初期化にかかる時間によって異なります。アプリケーションが正常に処理できるようになるまでの時間を確保するために、Auto Scalingグループではクールダウンの設定が重要です。クールダウン期間は、Auto Scalingグループがスケールアウト(増加)またはスケールイン(減少)する際に新しい変更を行わないようにする時間を指定します。これにより、新しいインスタンスが起動して安定するまでの時間を考慮して、スケーリングの頻繁な変更を防ぐことができます。