- 環境
- CentOS Linux release 7.8.2003 (Core)
事象 : AWSのEBSサイズを変更したからファイルシステムを拡張しようとしてresize2fs
コマンドを使ったら怒られた
$ sudo resize2fs /dev/xvda1
resize2fs 1.42.9 (28-Dec-2013)
resize2fs: Bad magic number in super-block while trying to open /dev/xvda1
Couldn't find valid filesystem superblock.
$
原因 : CentOS7からのファイルシステムではresize2fs
が使えないから
ファイルシステム?
ファイルシステムとは、記憶装置に保存されたデータを管理し、操作するために必要な機能です。OSが提供する機能の一つで、ほとんどのOSはファイルシステムでファイルを管理しています。
ファイルシステムとは?今さら聞けない基礎知識とOSごとの種類|発注成功のための知識が身に付く【発注ラウンジ】
そのファイルシステムが、CentOS7からXFSになったそうな。
RHEL 7では、標準のファイルシステムとしてXFSが採用されました。RHEL 6以前の標準ファイルシステムには長い間ext系ファイルシステムが使われてきましたが、XFSに切り替わったことでファイルシステムの設定、運用の方法などが従来とは異なってきます。
今から始めるRHEL 7 第2回 標準ファイルシステムとなったXFS | NTTデータ先端技術株式会社
そして、XFSではresize2fs
ではなくxfs_growfs
で拡張を行うそうな。
CentOS 7 からデフォルトになっているXFSではresize2fsは利用できないということ。
CentOS 7(XFS)でLVMディスク拡張でハマったこと - Qiita
対応 : xfs_growfs
コマンドを使う
3.4. XFS ファイルシステムのサイズの拡大 Red Hat Enterprise Linux 7 | Red Hat Customer Portal
$ sudo xfs_growfs /dev/xvda1
meta-data=/dev/xvda1 isize=512 agcount=4, agsize=524224 blks
= sectsz=512 attr=2, projid32bit=1
= crc=1 finobt=0 spinodes=0
data = bsize=4096 blocks=2096896, imaxpct=25
= sunit=0 swidth=0 blks
naming =version 2 bsize=4096 ascii-ci=0 ftype=1
log =internal bsize=4096 blocks=2560, version=2
= sectsz=512 sunit=0 blks, lazy-count=1
realtime =none extsz=4096 blocks=0, rtextents=0
data blocks changed from 2096896 to 4194043