いつもマイクロソフトの認定資格試験ばかり受けていますが、そうじゃない試験も実は受けていたりします。今回は巳年🐍にちなんで、「Python3エンジニア認定基礎試験」を受けました(あまりにも安直すぎる)。いつも通りショートカット勉強法のため、真面目に点を取りたい方、コツコツ基礎を積み上げたい方にはあまり参考にならない記事になると思います。
また、今年はPython in Excelについて同人誌を執筆したいため、再学習したくなったという密かな目的も実はありました。普段はPythonユーザーでもプログラマーでもありません。
試験について
「Python3エンジニア認定基礎試験」とはPythonの民間資格で、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催しています。SNS等でもよく合格報告している方がいたり、Qiitaのタグでも130以上の記事があるためそれなりにメジャーな資格であると思います。経産省の定めたITスキル標準にも資格の掲載があるようです。
現在は
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
- Python 3 エンジニア認定データ分析試験
- Python 3 エンジニア認定実践試験
- Python3エンジニア認定データ分析実践試験
の4つの種類の試験があり、今回の基礎試験は最もベーシックなものとなります。
MOSでおなじみ、オデッセイさんのページから申し込むことができます。
私のPython理解度について
5年くらい前にPythonの勉強を少しかじった時代がありました。Pythonといえばデータサイエンスのイメージが強いですが、当時はRPAツールが貧弱であったため、Seleniumでブラウザを操作して、自分の業務を効率化するためのツールを作っていました。懐かしい。データサイエンスもその後少しだけかじっています。
利用教材について
昨年の8月からずっと本棚に飾られていた公式推奨の以下2冊を使って勉強を行いました。(実はテキストは昨年の8月に購入していましたが、マイクロソフトの認定資格に追われて放置していました。)資格棚のあるような書店には、黒いほうの問題集は高確率で置いてあると思います。オライリー本は隣に親切においてくれているパターンもあれば、もしかすると、プログラミング棚にあるかも。オライリー本は翻訳本のため、かなり読みにくい日本語になってます。気になる方はUdemyの教材とかで学習したほうがいいかも。
当日からの勉強でギリ合格笑
— 🍊 (@ponponmikankan) February 1, 2025
今年1個目の資格げと✌️ pic.twitter.com/T9LAqGihyt
学習について
年始に試験を申し込んでおり、実はやる気だけはありました。しかしながら結局今回もなんやかんやで体調を崩したり、予定がたてこんだりで当日の朝から勉強…。5時間くらいの勉強時間でした。出題範囲は基礎文法から出題されるため、オライリー本はすべて読まなくても正直いけます。また、黒い問題集も問題がぎっしり詰まっているわけでなく、ゆとりがあるので本当に時間がない人は先に問題集を問くとよいと思います(たぶん本気で机に向かってやれば2-3時間で一周できると思います)。プログラミング完全初心者の場合は、そのやり方はちょっときびしいかもしれません…。あまりにも黒い本の問題数が少ないため解説も読み込んで、繰り返し解くとよいです。
章別の比重については公式サイトをみるのと、下記の方の記事を参考にしてみてください。
本番について
テストセンターで60分の回答時間の中で択一で回答します。並べ替えや複数選択等はありません。40問しかないのでライトな割に、比重が重くなるため、結構緊張します。問題集になかったような質問ももちろん出ますが、基本的には問題集の問題が正しく回答できれば問題なく合格できると思います。そのまま出題のラッキー問題もいくつかあります。さすが公式問題集。ありがたい。30分くらいで回答し終わりました。最後に合否判定されます。認定証は受験後6週間くらいで届くようです。
というわけで、ヘビ年いいスタートが切れました(笑)今年は資格試験5つ以上を目指していますが、すでに2つ控えているので上半期に達成できるかも…!資格勉強されている方、一緒に頑張りましょう!!