昨年夏のアップデートでメールから会議のスケジューリング(予定参照可能なメンバー間)が可能となっていました。気づかぬうちにOutlookのCopilotからスケジューリングできていたので共有です。
1.新しいOutlookまたはWeb版のOutlookでCopilotのチャットを開く
Copilotはだいたい右上にいます。右側からCopilotのチャットを開きましょう。
2.メンバーを選ぶ
Business Chatと同じように、「/」を打つと予測がでてくるのでメンバーを選択します。
プロンプトでは「[$選んだメンバー]との1時間の会議を調整して」等と書きます。
すると直近の空いているスケジュールを出してくれます。
調整画面の説明
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「送信」
送信を押すとそのままCopilotが作った件名で会議のスケジュールが送信されます。
デフォルトではTeams会議となっています。 -
「編集」
編集画面では、予定表イベント画面がポップアウトで出て件名等を変更することができます。
会議の日程を再検索したい場合は日程を変更してから「時間の検索」を押すと再度確認することができます
ちょっと研究
ここからはちょっと研究してみました。
チャットでそのまま再調整も可能
先ほどは予定表イベント画面で編集を行いましたがチャットで再調整も可能です。
メンバーを指定せず平文でお願いするとどうなるか
ここで「〇〇さん」と指定しないで平文のまま打つと、最近やり取りした〇〇さんが出てきます。
同姓同名や誤送信等が怖い場合はきちんと指定しましょう。
4名以上で調整したいパターン
細かく検証していませんが、4名以上でも対応可能です。なぜか4名以上だと「事前入力済みのイベントフォーム」と表示され、さっきと少しアウトプットが変わってきますが、同じように調整が可能でした。
会議や資料を添付した場合
メールから会議をスケジューリングする場合は、以下の記事のようにメールのこれまでの要約が表示されます。
しかし残念ながらチャットで指定しても件名にしか反映されませんでした。
別途チャットで「[$選んだ資料やメール]の要約を作って」と依頼してコピペする必要がありそうです。
というわけでひっそり(?)更新されていたOutlookのCopilotでした。
どの会社でも会議調整は永遠の課題と手間だと思うのでぜひ試してください!