保有資格が…ない
先週、社内で自己紹介的な資料作成を頼まれ、テンプレをみたところ「保有資格」について書く欄があり、固まりました。
社会人10年目…なのに…何も資格を持っていないのである…!
空欄を必死に埋めるため、ひねり出したのは昨年取得したローコードツールの認定資格と、データ分析かじり始めたくらいに受けたビジネス統計スペシャリスト…と10年前くらいに受験したTOEICの点数…(笑)
謎の焦りで、気が付いたらすぐに受けられそうなMOS(Excel ExpertとPowerPoint)を1週間後(GW真っ只中)に申し込んでいました。(PL-900とかもあわてて月末に申し込んだ…。)
MOSとは
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。試験は実際にパソコンを操作する実技形式で行われるため、MOSを取得することは実践的なパソコンスキルを有することの証明となり、就職・転職時のアピールとしても活用できます。
Office系の資格といったらMOS。大学時代からずっと受けよう受けようと思っていたのですが、実務で使えるようになっちゃったし、履歴書を書くこともないし結局後回しにしていました。本当は別に取らなくてもいい資格だけれど、今回は取得のいいきっかけとなりました。
試験はCBTで指定のテストセンターから受験地を選び、受けに行きます。出題形式は四択等ではなく、実際にExcel等のアプリを動かす実技試験となります。
今回受けたやつ
試験はOffice製品によってバージョンとレベルがあります。今回は以下の2つの試験を受けました。
Excel 365 エキスパート(上級)
参考書:MOS Excel 365&2019 Expert対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター)
勉強時間:5時間くらい
難易度について:実務で関数もグラフもピボットも難なくExcel使っているし、一般じゃなくてExpertでええやろと思い受験。試験範囲的にも実務で使っている場合はそれほどがっつりと対策する必要はないかなと思いました。
しかし、そんなん使ったことないよ機能…(What-if分析や、ウォッチウィンドウ、ローンを計算する聞いたことない関数)等はテキストと模擬試験でやっておいたほうがよいです。ウォッチウィンドウってVBAでしか聞いたことなかったけど、Excelにもあるんだね???
本番の感想:テキストに記載のなかった新関数の設問がいくつか出てきました。まぁバージョンが365だから仕方ないのか…でも対策できていなかったのでこれから受験される方は新関数について調べておくとよいと思います。パニクったけど無事合格…ふぅよかった。
PowerPoint 365(一般)
参考書:MOS PowerPoint 365 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター)
勉強時間:3時間くらい
難易度について:あんまりPowerPoint知識がなかったので、新しく知ることが正直結構ありました。が、いつものOffice製品のリボンに慣れ親しんでいればだいたい勘でいけます。
しかしながら、パワポにもそんなん使ったことないよ機能があり…(ズームスライド、プレゼンテーションの詳細設定、Wordからのパワポ作成、文字の詳細の装飾)等はやはりケチらずテキストをなぞっておいたほうがよいです。
本番の感想:奇をてらう問題はなく、テキスト・模擬試験通りなかんじで、かなり時間もゆとりをもって無事合格…ふぅよかった。
焦りからの受験、結構いいかも?
とりあえず申し込んでしまう作戦で受験せざるを得なくなったのでいいおしり叩きになりました。書ける資格が…ちょっとレベルとしては低めだけどとりあえず2つ確保!
今年はこの焦りから申し込む手法でいろいろとMSの上位資格含めてもろもろチャレンジしてみたいと思います。MOSの残りについてはまだ申し込んでないけどWordのエキスパート(そもそもWordはほぼ実務で使わないため入門からはじめたほうがいいのかも)も夏までには取得してみたいと思います🌞💦