Sass/Scssを使ってみる
cssについてはHTMLを多少学習した人であるなら、おそらくみんな最低限名前くらいは知っていると思う。しかし、Sassというものの存在は知らない人も多いのではないか。(私もその一人だった)
今回はSassの記述方法と特徴をまとめてみようと思う。
事前準備
+ Visual Studio CodeにLive Sass Compilerを追加しておくサンプル用HTML
```html Document
Button
```
※linkタグの参照先はファイル名.cssにしておきます。(ファイル名.scssをcssにコンパイルする為)
Sass
```sass $cWhite: white; $cBlack: black;.btn{
background-color:$cWhite;
color:$cBlack;
border: 1px solid $cBlack;
padding: 10px 40px;
font-weight: 600;
cursor: pointer;
margin: 50px 0;
transition: all 0.5s;
&:hover {
background-color: $cBlack;
color: $cWhite;
}
}
入れ子の中の&(アンパサンド)は親セレクタを意味する。
(今回だとclassがbtnである要素がマウスオーバされた時のスタイルを指定)
<h3>通常のCSS(コンパイル後)</h3>
```css
.btn {
background-color: white;
color: black;
border: 1px solid black;
padding: 10px 40px;
font-weight: 600;
cursor: pointer;
margin: 50px 0;
transition: all 0.5s;
}
.btn:hover {
background-color: black;
color: white;
}
従来のcssだと、どのタグやclassに属しているかをそれぞれ分けて記載する必要があり、第三者には読みずらい点がある。一方Sassの場合、入れ子構造(ネスト)で記述出来る為、プロパティの記述されている箇所が一目瞭然。変なところでスタイルが重複したりしにくくなる。