#ubuntu16.04LTSにssh接続する際に必要な手順【超初心者向け】
初歩の初歩だが一連の流れを説明している記事がなかったので自分のリマインド用も兼ねて作成
基本的にLinuxディストリビューションであれば以下の手順でssh接続できるようになる
- 22番ポートの開放
- 22番ポートはssh接続用のポートなので
- openssh-serverの導入
- ipアドレスの固定
- ipアドレスはマシンの再起動なので変わることがあるため
以上の手順で行われる
#具体的な手順
ubuntuの場合は具体的には以下のコマンドでできる
###1.ポート開放
$sudo ufw allow 22
$sudo ufw reload
もしファイアーウォールが起動してないと言われたら以下を実行
$sudo ufw enable
###2.openssh-server
$sudo apt-get install openssh-server
これでopensshがインストールできた
###3.ipアドレスの固定
ここまでの手順だけでもssh接続はできるがipが固定されてないため
ipが変わるたびそのアドレスを調べ直さないといけない
そのため、ipの固定を行う
- 現在のip確認
$ifconfig
これで現在のローカルipがわかる
loではなくensやらenpと書いてる方のinet addrとMaskの値をメモ
- ゲートウェイの確認
$route -n
Destination Gateway
0.0.0.0 192.168.x.x
こんな感じに出力されたら192.168.x.xの方がゲートウェイのアドレス
これもメモ
- DNSネームサーバーの確認
$cat /etc/resolv.conf
ネームサーバーをメモ（複数あれば２つともメモ）
これで必要な材料は揃ったので設定ファイル弄る
$sudo vi /etc/network/interfaces
viやvimに慣れてない人はnanoがオススメ
interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate then, For more information, see interfaces(5)
source /etc/network/interfaces.d/*
#The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback
# The primary network interface
auto ens0
iface ens0 inet dhcp
このファイルを以下のように書き換える（ここでメモした値が必要）
interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate then, For more information, see interfaces(5)
source /etc/network/interfaces.d/*
#The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback
# The primary network interface
auto ens0
iface ens0 inet static
address [固定時に使いたいアドレス]
netmask [Mask]
gateway [ゲートウェイ]
dns-nameservers [ネームサーバー]
ちなみにネームサーバーが２つある場合は以下のように
dns-nameservers [ネームサーバー1] [ネームサーバー2]
以下コマンドで設定を反映
$sudo ip addr flush dev [ifconfigで確認したネットワーク名,以下ens]
$sudo systemctl restart networking
$sudo kill `cat /run/dhclient.ens.pid`
$sudo rm /run/dhclient.ens.pid
一応サーバーを再起動
$sudo reboot
サーバーでifconfigでip確認して固定できていることを確認したら
お使いのsshクライアントでそのipにアクセス
接続できたら完了!