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AWS認定クラウドプラクティショナーの勉強法について

Last updated at Posted at 2020-09-14

はじめに

この記事では、AWS認定資格であるAWS認定クラウドプラクティショナー試験の勉強法について記載します。

資格取得に特化した内容について作成しているので、AWSのサービスの内容についてはほとんど記載するつもりはないです。

対象者としては、AWSサービスに触れたことがなく、一からAWSについて勉強する方を対象としています。

また、受けた感想と受験したからこそ、このように勉強すればもっと効率よく合格できたのでは?と思った部分があったため、共有します。
(もちろん人それぞれ、最適な勉強の仕方は違うため、以下に記載する勉強法が全ての人にあてはまるわけでないということはご理解ください。)

結論から言うと、

模擬試験の使い方で、合否が決まる。

ということです。

使用した教材について

AWS認定クラウドプラクティショナー試験の勉強に使用した教材は、以下の二つになります。

テキスト
 ・AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー

模擬試験
 ・https://www.udemy.com/course/aws-4260/
「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」

まずテキストに関してですが、他のAWS試験対策のものを完読したことがないので、比較というものはできませんが、資格取得に関してはこの本で必要十分だと感じます。

Udemyの模擬試験に関しては、全7回分(基本レベル2回、応用レベル3回、難易度高レベル2回)あります。
難易度高レベルは、クラウドプラクティショナーというよりアソシエイトを目指している方向けだと感じました。

※Udemyについて、セール中に購入すると安く購入することが可能なので、セール時に購入することを強くおすすめします。(セール外で買うととても高いので要注意です。)

行った勉強法について

私がクラウドプラクティショナー取得までに行った勉強法について簡単に書きます。
ここはあんまり重要ではないので見なくてもいいです。

【行った勉強法】
テキストを読む

模擬試験(基礎レベル1週目&間違えたところの見直し)

間違えたところに関する部分をテキストで読む

模擬試験(基礎レベル2週目、応用レベル1週目&間違えたところの見直し)

苦手なところに関する部分をテキストで読む

模擬試験(基礎レベル3週目、応用レベル2週目、難易度高1周目&間違えたところの見直し)

適当にテキストを読む

本番

こんな感じだったと思います。
今思うことは、オーバーワークだったなーという感じがあります。
(これも、自分の勉強の仕方が悪かったためにこれだけやってしまったという結果ですが。)

おすすめの勉強法について

ここがみなさんに一番見てほしい部分になります。

まず、勉強の進め方に関しては、人それぞれどのくらいの期限があるのか、どのくらい時間を割けるのかなどによって変わってきます。

なので、どの方にも当てはまる勉強の仕方(勉強をする上での意識)についてお伝えしたいと思います。

 1. AWSの各サービスの特徴や似たようなサービスの違いに着目して進めていく

AWSの知見がなく、一から取得を目指している方にとっては、似たように見えるサービスが多くでてくると思います。
そのような場合でも、それぞれのサービスのどこかに有用性があるから別々のサービスとして成り立っているということを踏まえ、調べる、考えることを意識するとよいと思います。

ほんの例ですが、
・AWSのサービスの中でサーバレスのアーキテクチャにはなにがあるのか?
・ストレージ形式でブロック、ファイル、オブジェクトがあるが、それぞれどのような特徴でどのような違いがあるのか?(また、どのストレージ形式がどのAWSサービスで使われているのか)など

それぞれを単体で頭に入れるのではなく、全てを一つの繋がりとしてみるようにするのも勉強をしていく中で必要な考え方なのかなと思います。

 2. 模擬試験のあとの間違えた問題の見直しに一番時間を費やすべき

模擬試験の見直しの際にどこをどう間違えたのかを見ると思います。
正しい回答を見て、「ああ、こっちだったのか、解説を見て納得した」という風に思い込んでるパターンがほとんどです。(私もこのパターンです。)

納得したと思っているようで納得したと思い込んでいるだけのパターンだと効率が悪くなってしまいます。

そのため、ここの質を上げましょう。
(資格対策で他のことに時間をかける暇があったら、その分をここにかけるべきです。)

当たり前ですが、模擬試験の問題には正しい答えと間違わせるために、私たちが間違いやすいような不正解の選択肢を入れています。
(つまり、解説には、似たようなものでもこういう風に違うから不正解だよと書いてくれているということです。)

そこのポイントに着目する意識をつけるだけで、理解度も知識の定着度もはるかに向上すると思います。

これは余談ですが、

模擬試験をやっていると、クラウドプラクティショナーの資格取得を目指している人に対して、AWS側がどのレベルを求めているのかが少しずつ見えてくると思います。

私は、各AWSのサービスの概要(特徴)、基本的な機能としてなにができてなにができないのかなどのレベルを理解するべきだなと感じました。

アソシエイトまで取得を考えている人であれば、お客様からの要望、実際のユースケースなども自分の頭でイメージしてサービスの構成をしたりできるレベルまで最終的には持っていく必要があるのではないかなと考えています。

受験した感想

私が想像しているよりも難しかったです。

そう思う理由は一つで、模擬試験への信頼度が高すぎたことにあります。

模擬試験の問題にように単純に聞いてくる問題はなかなかありません。

例えば、

Q.地域全体が自然災害によって影響を受けたときのためのアプリケーションサービスの可用性にはどれが適しているか?

という問題です。
(私の記憶の中から出してきたので雰囲気レベルですが、ご容赦ください。)

選択肢は完璧に覚えていませんが、回答として複数のAZか複数のリージョンの二択に絞りました。

さらに最初に問題を見たときには、自然災害によって影響を受けた場合にも複数AZに配置することによって可用性は向上するという認識があったため、複数AZかな?と思いながら考えていました。

しかし、各AZはそれぞれ他のAZから数km離れているところに配置をしていて、トータルで見ても100km以内には配置しているので、地域全体(そもそもこの地域全体がどのくらいの規模を指しているのか自体が曖昧なのでよくわかりませんが、、、)に自然災害が影響を与えた場合で考えると、リージョンレベルでの可用性が必要なのではないか?と考えて最終的には複数のリージョンを選択しました。

この回答が合っているのか、正しい回答はどれだったのか、細かい結果は返ってこないためわかりませんが、このような曖昧な問題が多々あります。
(細かい部分まで知らないと二択までは絞れるけど、どっちなんだろうと迷ってしまう可能性が高くなります。)

そのためにも、模擬試験の問題がすらすら解けて大丈夫ではなく、テキストにかかれている細かい部分に着目できる脳を養うべきだと感じました。

さいごに

私は模擬試験に信頼を置きすぎて、本試験が模擬試験とは結構違うことに焦りました。
(全て解き終わるまでに50分ほどは使ったと思います。)

問題の言い回し(ひっかけてくるようなイメージ)や難易度に関しては模擬試験を鵜呑みにしないように気をつけてください。

模擬試験の使い方によって効率、定着度、理解度の全てが変わり、AWS認定試験では、そこの使い方が上手であるかを試されているような気がしました。
(AWSのサービスがとても多く、それぞれ意味を成し、細かく分けられているからこそ問題の解説が大事になってくると感じました。)

これを見て、勉強の仕方(意識する部分)など、少しでも使えそうな部分を参考にしていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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