はじめに
プリザンターのユーザ権限の1つである「特権ユーザ」サイトやレコードのアクセス権限の設定を無視して最上位の権限を取得出来るSuperユーザですが、ログイン後に特権ユーザであることを視覚的に捉えるわかりやすい方法がありません。
今回はこれを改善する方法を紹介します。
実装してみた
今回はズバリで拡張スタイルを使って実装します。特権ユーザであることが直接取得できる方法があれば良いのですが、現状は方法がないのでユーザIDを使用します。ユーザIDはHTMLのBody要素の先頭にinputタグ群があり、その中でセットされているところがあります。今回はユーザIDは1ですが、各自の環境で読み替えてください。
<!--関係ない部分は省略しています-->
<html>
<body>
<input id="UserId" name="UserId" type="hidden" value="1">
</body>
</html>
CSSで書くと:has(#UserId[value="1"])
です。これを使って背景色を変更します。
body:has(#UserId[value="1"]) {
background: red;
}
これを拡張スタイルとして適用します。適用すると下記の様になります。
赤一色になり通常のユーザとは異なるユーザであることが一目で分かります。背景色は赤にしていますが、環境に合わせていろいろと変更してみてください。
特権ユーザが複数の場合は、上記のCSSのセレクタをカンマで連結するなどして対応します。
まとめ
今回は特権ユーザであることを分かりやすくる方法を紹介しました。この方法は、特権ユーザ以外でも特定の組織に所属しているアカウントの背景色を変えるなどいろいろと応用が利く方法なので、是非試してみてください。