VSCode拡張「vscode_qiitaapi」Qiitaテンプレートの使い方

はじめに

この記事では、VSCode拡張「vscode_qiitaapi」でのテンプレートの使い方を説明します。

使い方

流れは？
拡張機能のインストールから記事投稿の更新まで

ステップ	手順	内容
1	VSCode拡張のインストール	拡張機能 vscode_qiitaapi を検索し、インストールする。
2	Qiita APIトークンの発行	Qiita公式のトークン発行ページから read_qiita と write_qiita を許可して発行。
3	VSCodeにトークンを設定	VSCodeの設定で qiita.apiToken にトークンを入力。
4	テンプレート付きMarkdownを作成	Qiitaテンプレートを先頭に記載したMarkdownファイルを作成。
5	記事投稿（初回）	コマンドパレットで qiitaに投稿する を実行し、Qiitaに投稿。
6	記事更新（2回目以降）	テンプレートに ID が追加され、以降は qiitaに投稿する で更新可能。

テンプレートの構文は？
以下の2種類あり、メタデータブロックとして記述

タイプ	開始/終了記号	使用例
パターン①	/* ********** */	#markdown /**********/ /* ID: */ /* title: タイトル */ /* private: false */ /* istweet: false */ /* tags: aws, qiita */ /**********/
パターン②	---	#markdown --- ID: title: タイトル private: false istweet: false tags: aws, qiita ---

テンプレートの各フィールド意味は？
必須項目が3つ、任意項目が2つ

フィールド名	必須	説明
ID	×（新規投稿時） ○（更新時）	Qiita 記事の ID。新規投稿では空欄。更新時は記事IDが必要。初回投稿後、自動で挿入される。
title	○	記事タイトル。Qiita上で表示されるタイトル。
private	○	true で限定公開、false で全体公開。必ずどちらかを明記。
istweet	×	QiitaとTwitter連携している場合、投稿と同時にツイートするか。true または false。
tags	○	記事に付与するタグ（カンマ区切りで最大5つまで）。例: aws, cloudformation, vscode

投稿から更新フローは？
コマンドパレット（Ctrl + Shift + P （F1））で実行

シーン	使用コマンド	補足
初回投稿	qiitaに投稿する	テンプレートに ID: を空欄で記載。
投稿成功後	自動で ID: が挿入される	Qiitaから返されたIDがテンプレートに追加される。
更新投稿	qiitaに投稿する	初回投稿のマークダウンファイルに記事の ID: が自動挿入。同じMarkdownファイルから上書き可能。タイトルや本文を変更可。