6500円でつくるスマートロック メカ作成編の続きです。
今回は電子回路を作っていきます。
##️ 回路図
図解
配線がゴチャゴチャしちゃうので、付け間違いさえ気をつければ半田づけの箇所はそんなに多くないので大丈夫!
ユニバーサル基板上に適当に配置して半田づけしてください。
BLE nanoは直接付けちゃうとファームウェアの書き換えができなくなっちゃうので、
分割ロングピンソケットを基板に半田付けして着脱できるようにしてください。
サーボもせっかくメス端子が付いてるので、基板上にピンヘッダ3本を半田付けして着脱できるようにしたほうがいいです。
実装の一例
裏側の配線はごっちゃごちゃです。(小さくしすぎて配線難しすぎた)
BLE nanoを取り外すとこんな感じ。
スペースの有効活用で、BLE nanoの下にトランジスタアレイを配置しています。
動作させる
ここまでできれば、あとは、ファームウェアを書き込んで、iOSアプリを入れてペアリングさせるだけです。
ファームウェア
https://developer.mbed.org/users/toshiyukisaito/code/SmartLock-BLE-nano/compile
から
compileボタンを押すとhexファイルがダウンロードできます。
USBにBLE nanoを挿すとストレージとして認識されるので、そのストレージにコピーしてください。
ドラッグドロップでコピーすると、うまくいかないことがあるのでその時はcpコマンドでコピーしてください。
cp -X ~/Download/SmartLock-BLE-nano.RBLAB_BLENANO.hex /Volumes/MBED
iOS app
githubで公開してます。
https://github.com/toshi-saito/smartlock-ios-client/tree/ble-nano
ble-nanoブランチを使ってください!
masterブランチだとペアリングに失敗します。
Watch Appも入ってるけどApple Watch持ってないので動作確認してないです。
今後やりたいこと(TODO)
- 操作ログ
- 複数端末対応
- 鍵のシェア
IRKitと赤外線通信させて、wifi経由での鍵の開け閉め&確認ができないかなと思っています。(そもそもIRKitが赤外線を任意で受信できるのか調べてない)