毎日ワイン一本飲んじゃう生活を20年くらいしている気がします。その前はビールとか日本酒をがぶ飲みをして生きるという、長い長いアルコール人生を歩んできました。
しかし、還暦にもなると、さすがに人間ドックでもクドクドと指導されることが増え、仕事では集中力の低下を実感し、もしかして、アルコール人生で得たものと失ったもののバランスが崩れてきた、いや崩れているのではないか!?、と考え始めていました。
そんな折に以下の記事を見たことで「やばいかもと」と思いましたが、「計測しなくちゃわからない」ので、健康や活動に関するデータが取得できるスマートウォッチを使ってみることにしました。
- 勝手要約:お酒を飲むと、睡眠の質が落ちる。睡眠の質が落ちると、人生の質が落ちる。
「追記」スマフォの機種変更
スマフォを買い替えたところ、これまで使っていたiPhoneが生きている状態で切り替えを行たところ、少々うまくいかないところがありました。
旧機種でペアリングを削除せずに作業を始めたのが原因のようです(たぶん)
旧機種のBluetoothをOFFにして、新機種で接続作業を行ったところうまく接続できました
どのスマートウォッチを選ぶのか
スマートウォッチの購入は、真剣に考えたことがなかったので、まず、このあたりの記事を見てみます。
- 《2021年》人気のスマートウォッチおすすめ14選。使用目的にぴったりな製品を見つける
- スマートウォッチのおすすめ15選【2021】スマホに合わせた人気モデルをご紹介
- スマートウォッチ の 売れ筋ランキング
- 追記:【見るべきは運動量】PAIで運動量が計測できるアクティブトラッカーとスマートウォッチたち
しかし、選択のポイントがわかりません。自分が何をしたいのかがわかっていないので、当然と言えば当然です(この記事を書いている今となって、はじめて上記リンクで述べられていることが理解できる気がしています)。
Facebookで呟いてみたところ、コメントとDMがありました。
- FBでのK氏の推薦:Apple Wathch(iPhoneとの親和性)fitbit, whoop
- 会社同僚のコメント:Xiaomiで十分。アルコールが睡眠を悪くするという不都合な真実を実感している
このあたりで、だいぶ整理が出来てきました。
私が考えている(と思われる)要件
漠然としていた「私が求めているもの」を整理すると、こんな感じのようです。
- 睡眠の質を計測したいので、「睡眠の計測」は必須
- 必然的にバッテリーの持ちが重要になる
- ずいぶん前だけどfitbitを使っていた時は、毎日のように充電が必要だったので、結局使わなくなってしまった
- その時は、自分で無呼吸症候群を疑っていた
- 必然的にバッテリーの持ちが重要になる
- COVID-19の影響もあり、活動(運動)の実績を計測したい
- 歩数(iPhoneでも計測してるが良く忘れるので)
- 消費カロリー(可能であれば)
- 運動の記録
- 心拍計も欲しい
- 病気の早期発見につなげたい
- 血中酸素濃度
- 心房細動(AFib)
- データをPCで取り扱いたい(結構、優先度が高い)
以前からApple Watchが欲しい気持ちもあったので、Apple Watchに心惹かれたのですが、オーバースペックでバッテリーの持ちに不安があったので、価格がお手頃なこともあり、PCにデータを転送する方法も紹介されていた Xiami Miの最新版、Xiaomi Mi6を選択しました。
調べているうちに、家内が使っているデバイスで、連続使用時間が長いという情報が耳に入っていたことも影響しています。
スペックを見ると、連続使用時間:最長約14日間 のようです。
Xiaomi Mi6を選択
PCに転送できることを確認して購入したのですが、転送できるのは Mi Fitアカウントを使う Mi5までのようです。Mi6はXiaomi Wearという別のアプリを使うため、転送ができないようです。データ転送が必須の方は、Mi5の方が良いかもしれません。
Xiaomi MI6についてはこちらをご覧ください
- Xiaomi Smart Band 6
-
日本版Mi Band 6実機レビュー!見やすいディスプレイが最大の武器
- 5気圧(5ATM)防水という強力な防水性能があり、水深50mで10分間の防水性能
- ワークアウトの自動認識:野外ランニング、トレッドミル、ローイング、エリプティカル、ウォーキング、サイクリング
Xiaomi Wear
Xiaomi Wearというアプリを使ってMi6を管理するのですが、これがなかなか厄介でした。
また、設定や紹介の中でMI Fitというアプリが出てきますが、これはXiaomiのアプリですがまったく別のサービスです。
- Miアカウント:Xiaomi Wearのアカウント
- Mi Fit アカウント: Mi Fitのアカウント
当たり前なのですが、Mi Fitからのデータ転送という機能があり、機能を理解する上で少々(結構)混乱しました。
メールアドレスでの登録
メールアドレスを登録すると確認用のリンクが送られてくるのですが、クリックすると、"未授权的服务id(21315)"のエラーになります。
電話番号を使って、問題なくアカウントを作成することが出来たのですが、なんとも気持ちが悪い状況です。
同じようなトラブルを探してみると、こちらのサイトを発見しました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13247115208
まず、スマホと、Mi Watchは、横においといて、
パソコンからXiaomi Japan のページへ
https://www.mi.com/jp/
ホームページの上部バナー右端の「新規登録」Miアカウント作成へ
下部バナーの English を選択して、日本語から英語へ切り替えます
(要するに、中国あるあるの日本語のエラーかと・・・)
(アプリやMi Watchは日本語表記なのでご安心を)
なんと、Webからブラウザでログインできること、英語に切り替えて解決するという技を知りました。
そうは言っても、アカウントを作ってしまったので、新しいアカウントにMi6の管理を移行すると、わずか3日分とはいえデータが消えてしまうので、アカウントはそのまま残すことにして、以下の作業を行いました。
ブラウザからの設定
スマフォ変更できるプロファイル情報は、性別、生年月日、身長、体重、心拍ゾーンだけのようです。
表示されているのですが、ニックネームとプロフィール写真は変更できませんでした。
ブラウザ経由でログオンしたWebサイトからは、これらの情報も扱えるのですが、edgeは写真のアップロードとメールによる確認ができませんでした。うまく動かない場合は、別のブラウザを使ってみると良いかもしれません。
- メールアドレスの登録(バックアップ用)
- ニックネームの変更
- プロフィール写真の設定
Xiaomi Wearのステータス画面
Xiaomi Wearにはステータス画面があり、以下の内容が表示されます。
他にも計測しているものがあるような気がするのですが、この画面を変更する方法は見つけられませんでした。
もしかすると、動的に情報が表示されてくるのかもしれません。
表示の順番の変更は出来るようです。
PCへのデータ転送
データをPCに取り込んで任意のグラフ化などをしたいと考えています。
購入時に、こちらの記事をみてデータが転送可能であると考えてMi6を購入しました。
しかし、こちらの記事は、前述のMi Fitでの操作で、Xiaomi Wearではありませんでした。
今のところ、データの取り込み方法は見つけられていません。残念すぎる。
マイプロフィールでの設定
以下に、マイプロフィールから設定できる項目を挙げていきます。自分がわからなかった項目には、コメントを入れてあります。
- アラーム:トラブルシューティングの案内が出るだけのようです
- イベント:スケジュールを入れられるようです。
- 目標達成:目標達成時の通知のオン・オフ
- アプリ通知:iPhoneの通知をMi6で受信する設定のようです
- バンドを探す:クリックしたところ、Mi6が震えました
追加設定
追加設定をクリックすると表示される設定項目です。
健康モニタリング
- 心拍数
- 連続モニタリング:心拍数の連続モニタ
- 心拍数アラート:10分活動していない状態で通知する心拍異常値の設定
- アクティビティ検出:ワークアウト県知事にモニタリング精度を上げる
- 睡眠
- 睡眠アシスト検出:心拍数のモニタリング精度を上げてより正確な睡眠データを取得
- 呼吸スコア(ベータ):睡眠時の呼吸
- 無呼吸症候群の疑いを持っているので、この機能があるのはうれしいところ
- ストレス:運動強度のことで心理的なストレスではない模様
- 終日モニタリング:PAIを計測するにはオンにする必要がある模様
座りすぎ通知(立っててもアラートが鳴る...)
- オン・オフ、開始・終了時刻、DND(ミュート)
パーソナライゼーション
- 装着する腕:左・右
- 持ち上げてスリープ解除:時計を見る動作をしたときに自動的に表示する設定
- バッテリーに影響がある項目と思われる
- 手首の検出:未装着時のロック設定(PIN)
- ナイトモード:画面を暗くする設定
ツール
- ウィジェット:Mi6で左右にスワイプした後に表示されるアプリ(最大6個)
- バンドディスプレー:無効化できない
- 通知:通知の表示
- ステータス:基本的な情報を表示
- ワークアウト:ワークアウトを選択し記録する
- 睡眠:睡眠記録を確認
- PAI: スマートウォッチで使われるPAI(パイ)って何?新しい運動指標を解説。
- 心拍数、周期、イベント、DND(Do Not Disturb)
- 血中酸素レベル:血中酸素レベルの計測
- ストレス:ストレスの計測
- 呼吸:ガイドに従って呼吸を整えるアプリ、前後での心拍数の変化を表示
- ユーティリティ的なもの
- タイマー、アラーム、ストップウォッチ
- ポモドーロタイマー(集中力:25分の作業+5分の休憩を繰り返す)
- 懐中電灯、カメラ、音楽
- 天気
- スマホを探す
アプリ
上下にスワイプで表示されるアプリで、上記ツールのアプリを選択
ワークアウト
ワークアウトアプリに表示する種類の選択
参考:格安でも十分すぎる機能。「Miスマートバンド5」が優秀でした
- 屋内フィットネス、ウォーキング、ステッパー、ストレッチ、屋外ランニング
- プールスイミング、ローイング、ヨガ、屋内サイクリング、トレッドミル、縄跳び、体操
- ピラティス、バスケットボール、バレーボール、卓球、バトミントン、クリケット、ボウリング、ボクシング、キックボクシング、ダンス、ストリートダンス、ズンバ、屋内アイススケート
- エリプティカル:手も一緒に動かすステッパー(https://nlab.itmedia.co.jp/hc/articles/1505/15/news045.html)
- HIT(高強度インターバルトレーニング)
- コアトレーニング(腹筋や背筋を鍛えるエクササイズをする場合は、「コアトレーニング」)
- フリースタイル(筋トレなど:心拍数や運動ゾーンなどの基本的なデータ取得)
その他
- バイブレーション:カスタマイズが出来る模様
- 天気:地域と気象警報の設定
- 気象警報の通知は、案外うるさい
システム
- 言語
- ペア設定の制限
- 検出可能モード
- 心拍数データの共有
デバイス情報
- モデル:hmpace.motion.v6
- バージョン情報:V1.0.4.38
- MACアドレス:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx
- シリアル番号:xxxxx/xxxxxxxx
- プライバシーポリシー
- 承認を撤回する:撤回すると、ペアリングが削除されて、Mi6のデータがイニシャルされる模様
プロフィール:設定(右上の六角形のボタン)
- 地域:日本
- 通知:トラブルシューティングが表示される
- 接続されたアプリ
- Mi Fitから転送:Mi FitからXiaomi Wearへのデータ転送の模様(未確認)
- 位置情報のアップロードを一時停止
- アプリバージョン:V2.11.0
- フィードバック
- 使用条件
- このアプリを評価
Mi6での操作
老眼の身には少々つらいディスプレーだけれど、基本として上下のスワイプと、左右のスワイプでアプリを選択し操作します。
選択できる機能のことをアプリと呼んでいるようです。
Xiaomi Wearでアプリの設定がありますが、この上下と左右を理解すると意図した設定が出来るようになります。
通知の設定
どちらから設定するかわかりにくいものもあるので、Mi6, Xiaomi Wearそれぞれで設定できる項目
-
Mi6から
- 気象警報は不要なので、これをオフ
- ウォーキングで1kmごとに通知(単に歩いているだけだと通知されないのかもしれない)
-
Xiaomi Wear:ステータス画面から
- 1日6000歩くことを目標として設定
- ステータス画面から歩数をクリック
- 今日をクリック
- 毎日の目標をクリック
- 設定
- カロリーも同様
- 1日6000歩くことを目標として設定
ワークアウト
ワークアウトは、Mi6から操作するのが良さそう。Xiami Wearだと、屋外ランニング、トレッドミル、ウォーキング、屋内サイクリング、しか選択ができない。Mi6では登録されているすべてのワークアウトを選択できる。
「GO」でスタートして、終了するときに「ストップマーク」を長押しして終了
クリックだけして、長押しし忘れることも少なくない。
- ワークアウトについてまとめられてます:格安でも十分すぎる機能。「Miスマートバンド5」が優秀でした
バンドディスプレーの変更
お好みで、フォーマットと表示内容が選択できます。
デジタル時計は老眼には見にくいので、アナログフォーマットを選択
初期計測の結果
いつものように飲んで、いつものように寝てみるという生活を2日間、歯医者での治療のためアルコール無し(麻酔あり)で1日間のデータが取れました。
- 1日目:アルコールあり 98点
- 2日目:アルコールあり 92点
- 3日目:アルコールなし、麻酔あり 74点
最初はたまたま、良いデータが出たんだなと、あとで考えそうな気がします。
ある程度の期間、計測しないとわからないですね。