わかるようでわからない One on Oneについて考えてみる。
- 資料1: 効果的な「1on1」は上司のやり方が全て。部下が成長する進め方とは
- 資料2: 【1on1シート付】1on1で何を話す?失敗しない方法を実施前に知っておこう
- 資料3: 効果が上がる!1on1ミーティングの進め方と6つのポイント
One on One とは
資料1:効果的な「1on1」は上司のやり方が全て
1on1ミーティングとも呼ばれ、上司と部下の1対1で対話する機会をもつこと
1on1は、上司と部下が定期的に個人面談を行うことをいいます。上司が部下の現状を把握し、業務についてのアドバイスなどを行うことを通して、主に部下の成長を促すために行います。
資料2:1on1で何を話す?
1on1とは?
「1on1(ワンオンワン)」とは、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことです。上司が部下の話を聞いて適切なフィードバックをすることで、課題解決や人材育成などのさまざまな効果が期待できることから、多くの企業が関心を示しています。ここでは、評価面談との違いや、1on1が日本で広まった背景をご紹介します。
- 評価面談との違い
- 1on1が日本で広まった背景
- 不確実性の高い市場への対応
- 優秀な人材を流出させないために
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資料3:効果が上がる!1on1ミーティングの進め方と6つのポイント
期待する効果・目的
資料1:効果的な「1on1」は上司のやり方が全て
- 部下の成長を促す
- コミュニケーションのきっかけをつくる
- 部下や現場の状況を把握することができる
- 目標達成のためのズレや遅れをスピーディーに矯正できる
資料2:1on1で何を話す?
- メンバーの成長が促される~経験学習のサイクル~
- 信頼関係を構築できる ~コミュニケーションの改善~
- 現場や部下・メンバーの状況把握 ~企業全体の問題解決~
- キャリア開発を支援できる ~中長期的なキャリアや適切な人材配置~
- 定着率の改善につながる ~モチベーションや愛社精神の向上~
資料3:効果が上がる!1on1ミーティングの進め方と6つのポイント
効果的な進め方
資料1:効果的な「1on1」は上司のやり方が全て
- まずは上司と部下の信頼関係を構築する
- 目的を明確にする(会社として何のために実施するのか)
- 上司部下ともに、事前に準備する
- アジェンダは不要、上司は部下の支援をする場だと認識を
- 部下は事前に話したいことの準備
- 部下に十分に話してもらう
- 話した内容を報告、シェアして認識を合わせる
資料2:1on1で何を話す?
1on1進め方(やり方・手順)
- 目的を伝える
- 日程を決める
- 当日のテーマを決める
- 当日の進め方を考える
- 1on1の実施
- 次回に向け準備
1on1を意義あるものにするための4つのポイント
- 現場任せにせず、会社全体で1on1に取り組む
- 事前に部下のことを知っておく
- 傾聴・コーチングを意識し、心理的安全性を確保
- 頻繁に実施し、記録を残す
資料3:効果が上がる!1on1ミーティングの進め方と6つのポイント
- 1on1ミーティングは「部下が何をすべきか」をゴールに進める
- 毎回ミーティングの最後には、かならず部下自身が『課題解決のために自分は何をすべきか』という具体的なアクションプランにたどり着くこと
- 「部下が自主的に考え、課題を自己解決し、自立して行動できるように成長すること」をっ実現するため
ミーティングの進め方
- 部下の現在の気分や体調を確認する
- 前回の振り返りと今回のテーマを確認する
- 部下が話したいことを聞き出す
- 部下自身に内省・考察させる
- 上司からフィードバックする
- 今後のアクションプランを考える
1on1ミーティングを効果的に行うための6つのポイント
- 30分~1時間ずつ/毎週~毎月で実施する
- 7割以上は部下に話をさせる
- 途中で話を遮らず「傾聴」する
- 上司がアドバイスするより部下自身に考えさせる
- 部下の考えや行動に対して上司は一方的に評価をくださない
- 結論やアクションプランは部下が出せるように促す
注意点など
資料1:効果的な「1on1」は上司のやり方が全て
- 上司ばかり話す
- 雑談で終わってしまう
- 1on1の時間を無駄だと思っている
- 評価したり進捗管理を行う時間にしてしまう
資料2:1on1で何を話す?
- 目的意識の共有や事前準備が不十分で、有意義な時間にならない
- 上司の話し方に問題があり、部下の育成につながらない
- 上司の利き方に問題があり、信頼関係を失う
資料3:効果が上がる!1on1ミーティングの進め方と6つのポイント
×な例
- 途中で話を遮ること
- 上司の意見を述べること
- 部下の考えに対して「いい・悪い」「正しい・間違っている」と判断を下すこと
- すぐに解決策を提示すること
〇な例
- 「なぜそうしたの?」「どういう気持ちでしたか?」など、話を続けやすい質問を投げかける
- 「そうだね、よくわかるよ」など、共感を示す
- 「なるほど、○○したんだね」など、相手の言った言葉を繰り返す
- 大きくうなずく、相手の言葉にボディランゲージで反応する
質問の例
資料1:効果的な「1on1」は上司のやり方が全て
資料2:1on1で何を話す?
- 最近会ったうれしかったことは?
- 最近、何か困っていることはない?
- どうして成功/失敗したと思う?成功/失敗から何を得たの?
- どんなことにやりがいを感じる?
資料3:効果が上がる!1on1ミーティングの進め方と6つのポイント
テーマを用意する
- 目標について
- 業務上の問題や課題について
- 中長期的なキャリアについて
- プライベートな悩みについて
【仕事や会社に関するテーマ】
- 現在の業務について
- 仕事上の問題やトラブルについて
- 今後の仕事について
- 上司からの指示や仕事の任せられ方について
- 上司の考え方や方針について
- 先輩、同僚、後輩について
- チームのあり方について
- 職場の人間関係について
- 会社やチームの目標について
- 会社のミッション、ビジョン、バリューについて
【部下自身に関するテーマ】
- 自分の成長について
- 個人の目標について
- 今後のキャリアについて
- 新しく挑戦したいこと、伸ばしたいスキルについて
- ワークライフバランスについて
- 現在興味を持っていることについて
- プライベートな悩みについて