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5大装置、CPUの役割

Last updated at Posted at 2021-02-03

はじめに

基本情報技術者試験の学習中です。
今回はCPUを中心としたハードウェア間の関連性について、備忘録としてまとめます。

コンピュータの5大装置

コンピュータは下記の5つのハードウェアで構成されています。

  1. 制御装置
    プログラムの命令を解釈し、他の装置へ指示を出すことで
    コンピュータ全体の動作を制御する。

  2. 演算装置
    算術論理演算装置(ALU:Aritymetic and Logic Unit)とも呼ばれる。
    プログラム内の命令に基づき、四則演算をはじめとする計算やデータの演算処理を行う。

  3. 記憶装置
    3-1 主記憶装置
    動作するために必要なプログラムやデータを一時的に記憶。
    「作業台・作業場所」のイメージ。
    【例】メモリ
    ※コンピュータ本体の電源を切ると、装置内の内容は消える

    3-2 補助記憶装置
    プログラムやデータを長期的に保存。
    【例】ハードディスク、CD-ROM等の光メディア
    ※コンピュータ本体の電源を切っても、内容は残る

  4. 入力装置
    プログラムや外部からのデータをコンピュータに入力する。
    【例】マウス、キーボード、スキャナなど

  5. 出力装置
    コンピュータのデータ(処理結果)を出力する。
    【例】
    ディスプレイ:コンピュータの内部データを画面へ映し出すことで出力
    プリンタ:コンピュータの内部データを紙へ印刷することで出力

CPUとは

CPU:Central Processing Unit

「中央処理装置」と呼ばれる部品で、コンピュータの中枢(脳みそ)に当たる部分です。
5大装置のうちの、制御と演算の2点の役割を持ちます。

メモリからデータを読み込むことで、ユーザーがアプリケーションソフトなどを通じて出した命令を解釈し、実行していきます。

CPUを中心とした、データやプログラムの流れ

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図の様に、各装置への命令は制御装置から伝達されます。
また、データやプログラムはメモリを経由して各装置へ流れていきます。

通常、プログラムは補助記憶装置に納められています。
CPUが直接やりとりするのはメモリであるため、実行時にはまず

①予めプログラムをメモリ上に読み込ませる

②CPUがメモリ上から、命令を一つずつ取り出す

という流れを踏んでいます。
上記の①を「プログラム内蔵方式(プログラム記憶方式)」
②を「逐次制御方式」と呼びます。

この2つの方式を利用したコンピュータを「ノイマン型コンピュータ」と呼び、
現在利用されているコンピュータのほとんどがこちらに当たります。

終わりに/感想

引っ越しでかなり時間が空いてしまいました…

CPUとメモリは運命共同体という訳でした。
プログラミングを中心に行って来ましたが、基本情報技術者試験の学習を通じ
コンピュータそのものについても理解を深めたいと思います。

初学者で拙い記事ですが、少しでもお役に立てると嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

参考文献・記事

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和2年/きたみりゅうじ 技術評論社

コンピュータの5大装置とCPUについて/KENスクールブログ
プログラミング入門者向け:コンピュータの5大装置を解説
IT用語辞典 e-Words/ノイマン型コンピュータ 【von Neumann architecture】 ストアードプログラム方式

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