本記事は Pleasanter(プリザンター) Advent Calendar 2021の25日目の記事であり、今年のアドベントカレンダーの締めくくりとなります。
多くの皆様のご協力のもと、今年もアドベントカレンダーを完走することができました。
本当にありがとうございました!
今年も、昨年同様、興味深い記事を多く書いていただきましたので、よろしければ他の記事も是非ご参照ください!良ければLGTMもお願いいたします。
2021年と、プリザンターの進化
昨年のアドベントカレンダーの最終日の記事では、直前に実装されたサーバスクリプト機能の「可能性」について触れていました。サーバスクリプト機能の実装により、ローコード開発プラットフォームとしての確固たる位置に立ちたい、と。
今の立ち位置がどこかは皆様の評価に委ねるとして、プリザンターは確かに大きく進化しています。
2021年は、サーバスクリプト機能を中心に多くの機能が拡張されており、それにより、多くの皆様の業務課題を解決できるようになっています。
特に、以前から多くのご要望をいただいていたワークフロー機能は、大きな反響を頂きました。
サーバスクリプト機能を使って実装しているため、多少コードの変更などは必要となりますが、基本的にFAQとして公開されているサンプルコードのコピペで、お使いのプリザンターにワークフローを実装することが可能です。
ユーザIDや、グループIDなどいくつかの箇所を書き換えて頂ければ使えますので、技術知識などはあまり無くても問題なくお使い頂けるかと思います。
FAQ:稟議申請などのワークフロー(承認プロセス)を実装する
https://pleasanter.org/manual/faq-server-script-workflow
サイトパッケージ(サイト設定情報)もダウンロードできますので、お使いのプリザンターにインポートして頂ければ、より簡単にお試し頂けるかと思いますので、是非試してみてください。
高額なワークフローシステムとは比べるまでもなく簡易的なものではありますが、申請内容による承認ルートの切り替え、承認・否認(差戻)など必要最低限の機能は実装されています。
多少の知識は必要になるかもしれませんが、例えば承認ルートの分岐を作るといったことも、結構簡単にできるかと思います。
もし、コードを変更して、思い通りに動かない!といった場合は、最近実装されたサーバスクリプトのデバッグ機能をお使いいただくと原因を見つけやすくなります。
開発者向け機能:サーバスクリプト:デバッグ
https://pleasanter.org/manual/server-script-debug
そして、もうひとつ反響が大きかったのは、こちらはサーバスクリプトではなくAPIですが、添付ファイル付きのメールが送れるようになったメールAPIを呼び出すサンプルコード。
FAQ:メール送信APIを使用して添付ファイル付きのメールを送信したい
https://pleasanter.org/manual/faq-sendmail-with-attachments
レコードに貼り付けたファイルを添付したメールを送信できます。
基本的には更新情報をメンバーに通知してプリザンター上の情報を参照する、という使い方が多いかと思いますが、プリザンターにログインできない外部のかた向けにメールを送信するケースなどではファイルの扱いが大変でしたが、メールAPIの添付ファイル対応のおかげでかなり楽になりました。
こちらもサンプルコードをコピペすればそのままお使い頂けます。
このように、プリザンターは、サーバスクリプトやAPIの強化で、かなり柔軟に機能を拡張、追加することが可能となりました。
2021年は、それ以外にも多くの機能が追加され、サーバスクリプトやAPIを使わずに、マウス操作だけで使える機能もかなり増えています。
皆様が業務で抱えている課題の多くはプリザンターの導入で解決できるかもしれません。
自分の業務に合わせて業務アプリを簡単にカスタマイズできる、というのは想像以上にカイゼンが捗ります。
業務アプリを作るということ
エンジニアさん向けのコミュニティであるQiitaでは、当然その限りではないでしょうけれど、アプリを作るなんて無理でしょ、という方のほうが一般的かと思います。
業務アプリ、というと、電気屋さんに並んでいるような(今はダウンロードが主流ですけれど)パッケージソフトウエアを思い浮かべがちですが、もちろん、それらも含むものの、プリザンターでいう業務アプリは、ExcelやAccess、FileMakerなどで作られたものにイメージが近いでしょうか。
昨今ではDXの後押しもあり「社内システムの内製化」が声高に叫ばれるようになり、ローコード開発、というキーワードも様々なメディアで目にするようになりました。
とは言え、「ローコード」という聞き慣れない言葉と、さらに「開発」という言葉が連なり、「難しいヤツ」というイメージを持ってしまう方も多いのですが、実際は、新しいエクセルの管理表を作るような、そんなイメージで、そのくらい手軽なものです。
手軽に業務アプリが作れて、手軽にメンバーと情報共有ができて、手軽に業務改善ができて、手軽に情報を利活用できます。プリザンターならね。
あれ? 良いこと尽くめでは…
おわりに
プリザンターは、ノーコードで素早く簡単に業務アプリが作成できるうえに、ローコードで強力に柔軟に機能を拡張することができるオープンソースの開発プラットフォームです。
プリザンターなら、マウス操作だけで業務アプリを作成し現場のスピード感で素早くシステムを業務にフィットさせることが可能です。さらに、僅かなコードを記述するだけでそのシステムをもっともっと便利に機能拡張することもできるのです。それがプリザンターの掲げる「小さく始めて、大きく広げる」という"やり方"のひとつでもあります。
プリザンター:
https://pleasanter.org/
以上、定型文。
もっと"楽"がしたいなら、是非、プリザンターを試して下さい。
プリザンターによってマネジメントを快適化し、皆様がもっとクリエイティブで楽しい仕事ができますように!
それでは本年の記事はこれにて!最後までお読み頂きましてありがとうございました。
進化を続けるプリザンターを、来年もどうぞよろしくお願いいたします!
皆様、Merry Christmas!🎅🎄 & Happy New Year!🎍🗻
and...