株式会社パーソンリンクアドベントカレンダー13日目です🎉
はじめに
AWSの資料は、ドキュメントや動画セミナー、ハンズオンなど色々とあります。
AWSの資料は様々な情報を得ることができる一方で、どこを見れば適切な情報にアクセスできるのか分からなかったり、そもそも資料の存在を知らなかったりと調べるのに苦戦しました。
そこで今回はAWSにはどのような資料があるのかについてまとめていきたいと思います。
AWSの資料なので、普段の実務でも役立ちますし、これからAWSについて勉強したい人や、特定のサービスの興味を深めたり、学習していきたい人にも有効だと思います。
AWSドキュメント
AWSドキュメントは、各サービスの使用方法がまとまっている資料です。
ユーザーガイドやAPIリファレンス、チュートリアルなどが記載されており、サービスの使用方法のすべてが載っていると思って良いと思います。
サービスのページを開き、サービス用ユーザーガイドやデベロッパーガイドのリンクがメインのドキュメントになっています。
業務でもよく開く資料かと思います。
ここで解決できないことは、よくある質問やサポートなどに問い合わせという感じです。
よくある質問
各サービスの質問をまとめた資料です。
そもそも知らないサービスについて、質問集を見るほどの知識も無いしな〜と思っていたのですが、開いてみると意外にも基本的な内容から書かれてます。
例えば、S3の質問を開いてみると一番上には、「Amazon S3とは何ですか?」 から始まり、概要が簡潔にまとまっています。もし知らないサービスに出会ったらまずは開いてみると簡単に概要をつかめると思います。
ブラックベルト
ブラックベルトとは、「AWS Black Belt Online Seminar」のことで、オンラインセミナーの資料のことです。
資料は基本的にスライド/PDFと動画があります。
サービスの内容が体系的にまとまっているので、キャッチアップ時はブラックベルトがおすすめです。
特に動画は詳細な説明もあって良いのですが、セミナーのため長めなので倍速で見ても良いと思います。
下記は、動画のみを集めたyoutubeチャンネルです。かなりの量があるので上記のリンクからジャンルで絞った方が見つけやすいかもしれません。
AWS Black Belt Online Seminar - YouTube
AWS をこれから始める人のための資料
AWS 初心者向け資料 | AWS クラウドサービス活用資料集
初心者向け資料とありますが、サービスの設計や構築において重要な情報がまとまってます。
特に 「AWS ご利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと」 は、AWSの設計原則である AWS Well-Architected からセキュリティ、コスト最適化についてAWSのクラウドサービスについてのスタンスがまとめられているので、非常に重要な内容となっています。
上記資料が準備中となってしまったので、以前の説明動画を貼っておきます。
【初級】AWS の利用時におさえておきたい 10 のこと | AWS Summit Tokyo 2019 - YouTube
ハンズオン資料
AWSの動画ベースのハンズオン資料です。
アカウントの作成からVPCの構築方法など、操作ベースでの講義資料がまとまっています。実際の操作を通して学べるので実践的で理解は進むかと思います。
特に 「Security #1 アカウント作成後すぐやるセキュリティ対策」 は、重要な内容かと思います。いわゆるDay 1 対応の方法です。
AWS Skill Builder
AWS デジタルトレーニングで AWS をオンラインで学ぶ | AWS
動画の学習教材です。
動画を見ながらサービスや操作を学習する教材です。コンテンツは無料と有料があるので、フィルターで絞って検索ができます。
また、AWS Cloud Quest というRPGゲームを通して学習できるサービスもあります。
ホワイトペーパー
公式の技術解説書です。
専門性の高い技術情報や設計方法、ベストプラクティスがまとまっています。そのため、一般的な学習用途ではなく、業務レベルでの情報収集に役立つ資料かと思います。
AWSニュース・トピック系
日本語版のAWSブログです。
最新のサービスやアップデートの情報を見れます。
ちなみに1週間単位で情報をまとめている週刊AWS もあります。
最新情報はこちらです。
AWS の最新情報 – クラウドイノベーション & ニュース
用語集
AWSの用語集です。
各サービスの説明やAWSドキュメントに登場する専門用語の説明集です。
不明瞭な単語などを調べるのに役立つと思います。用語の説明内で用語がリンクされているのも便利です。
ちなみに索引は英字です。
AWS WorkShops
AWSのハンズオン(ワークショップ)資料です。
こちらはいくつかのサービスを連携した設計や構築のハンズオン資料です。より実務よりな感じです。
基本は英語ベースですが、右上の検索窓で"japanese"と検索するといくつか日本語の資料もあります。
スクリーンショットベースで記載されているので分かりやすいと思います。
ちなみに英語でも良いのでもっと専門的で実務に沿ったハンズオンを見てみたい方は下記のワークショップもあります。
AWS Workshops - Modernization Workshops
まとめ
資料はこの他にもまだまだありますが、参考機会の多そうなものを中心にまとめました。
目的に合った資料を確認し、業務や学習に役立てていきたいです。