AWS経験1年(本格的に触ったのは3か月ぐらい)ちょっとのエンジニアが
2か月のAWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の
試験勉強をして合格した話です。
個人的な経験なので、あやふやなところもあるかもしれませんが、
備忘録として初めて、投稿してみます。
ちょっとは、役に立てばうれしいです。
とはいえ合格ラインに近い点数でしたので、なんともいえないのですが。。
試験勉強開始 2019/8/18。試験 2019/10/13なので、約2か月の勉強でした。
背景
経歴
元々、組込系エンジニアとして働いてました。IoT機器のアプリ開発とか。
Linuxは触ってましたが、インフラ系は全くしてなかったです。
◆2018年8月
仕事の関係で、AWSに関わることになりました。
といいつつも、EC2,ELB,RDB,S3を触る程度・・・
(今思えば全然、サーバーレスじゃない。。)
◆2019年7月末
別案件でAWSを使ったシステム開発があり、AWS経験者として加わることに。
しかし、AWSの一部サービスしか触ったことがなく、経験者なんていえず・・
※少し、触っただけで経験者といわれるのがつらい。。
受験きっかけ
仕事で、クラウド知識がなくと周りについていけず、AWSの勉強を始めました。
そんな中、AWS SAAを知り、問題を見るとちょっと聞いたことのある問題も
あったので、受けてみようと思いました。
取り組んだこと
##(1)本による"AWSサービス全体的に知識習得"
いくつか本はありましたが、一番評判がよさそうであった、
通称"黒本"を買ってみました。
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
通勤時、サービス単位での特徴を"ふ~ん"という気持ちで眺めてました。
⇒本だけでは、分からないところもありましたが、
まずは全体像を把握しようという気持ちでパラパラと読んでました。
※振り返ると、知識量は本よりもUdemy/ブラックベルトの方が多いです。
しかし、最初に取り掛かる教材として、サービス全体像が分かったので、
この本が役立ちました。
##(2)Udemyによるオンライン学習
ちょうど、セールをやっていたので、下記を購入しました。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)
⇒一通りチェックし、本だけでは分からなかったサービスを重点的にみました。
再生速度が変更できること、動画のダウンロードが出来ることが便利です。
通勤時のちょっとした時間でもInputできました。
最後に、3回分の模擬試験を実施し、合格点はとれるまでには
理解できるようになりました。
##(3)ブラックベルトをみる
Amazon Web Services Japan 公式
仕事のためにサービス詳細を知るために関係サービスのみを観ました。
サービスごとの細かい話まで説明があり、単純に興味が湧いてくる内容でした。
ただし、数がかなりあるので、自分の興味があるもの
(Lambda,API Gateway,S3,EC2,ECSあたり)のみを観ました。
本やUdemy講座などで各サービスの概要を知った上でブラックベルトを
観ると理解が深まると思いました。
##(4)実際にAWSで環境を構築してみる
単純にSAAに合格するのが目的であれば、必須ではないと思いますが、
実際にアーキテクチャを考える作業をすると、イメージがつかみやすいです。
インターネットゲートウェイ,NATGateway,ルーティング,セキュリティグループ
などは一度作ってみると、理解しやすいです。
※黒本に書いてあるようなネットワーク構成をまねしながら構築してみました。
AWSの無料で使える範疇で試しました。
(不要になったらサービスを消し、お金がかからないように注意ください。)
スケジュール
- 1~2週目
まずは、本を中心に全体像を理解しました。
※勉強時間:平日-通勤時間の30分ぐらい
土日-なし
* 3~4週目
Udemyのオンライン講座で理解を深めました。
※勉強時間:平日-通勤時間の30分ぐらい
土日-2時間/日ぐらい
* 5週目
だいたいのサービスの全体像が分かってきたので、
AWS SAAの試験日を1か月後と決め、後戻りできないようにしました。
* 5~8週目
ブラックベルトを観始めました。
模擬試験(本やUdemmy講座)を解き、不明点を補う作業
実際にAWS環境でネットワーク構築を実施。
飽きてきたら、本/Udemy/ブラックベルトの教材をチェンジしながら勉強してました。
(最後の方は少しダレてきてしまいました。)
※勉強時間:平日-通勤時間の30分 + 自宅学習1時間(週2ぐらいでしたが・・)
土日-2時間/日ぐらい
# 試験当日
運転免許証とパスポートをもって、テストセンターへ
ホワイトボードを渡され、試験を開始しました。
■1周目
約70分かけて、まずは全問題を解きました。
わからないところあって、ヤバイ。と思いました。
■2周目
見直しフェーズ。
約50分かけて、見直ししました。
最初は焦っていたのもあったのか、1問1問、これは大丈夫かな。と思える問題も
あるように見えてきて少し気持ちが楽になりました。
⇒時間が長い試験ですが、2周問題をチェックするとあっという間でした。
アンケートを答えたら、"合格"となっていたので、うれしかったです。
試験日の夜に認定ポータル(試験申し込みサイト)に詳細がupされてました。
その他
ホワイトペーパーやベストプラクティスなど、いろいろありましたが、ボリュームに圧倒されて、題材に使うのは諦めました。。
感想
仕事でAWSに深くかかわることをきっかけにを受験することにはなりましたが、
結果的に合格までたどり着けて良かったです。
受験料も安くないので、1発で合格出来てよかったです。
最初はAWSのサービスはたくさんあり勉強量も大変だと思っていましたが、
アーキテクチャに必要なサービスがメインですので、しっかりと全体像と、
関連するサービスの要点を抑えれば合格できると思います。
ギリギリでしたが。。
とはいえ、今後、他のいろんなサービスを触って使えるようになれるように
していきたいなーと思います。
以上です。