Twitterで、「Linuxができないエンジニアはクソだ」というツイートを見かけてLinuxを少し勉強しました。
そこで、このコマンドは実際の実務でも使えると思ったものをまとめていきます。
今回使った書籍
Linuxというものを初めて勉強するので、知識ゼロの状態でした。Linux初学者にはうってつけという以下の本を買いました。Linuxの基礎の基礎を学べると感じました。
それではコマンド集に移ります。
ファイル/ディレクトリの操作
cdコマンド
ディレクトリを移動する際に使うコマンドです。
「cd」だけの指定だと、ホームディレクトリに移動します。
「cd ディレクトリ名」で指定したディレクトリに移動します。
「cd -」または、「cd ..」で1つ前のカレントディレクトリに移動します。
lsコマンド
ディレクトリのファイル一覧を表示するコマンドです。
「ls」だけの指定だと、カレントディレクトリのファイル一覧を表示します。
「ls ディレクトリ名」で指定したディレクトリのファイル一覧を表示します。
「ls -l」でカレントディレクトリにあるファイルの属性情報も表示します。
mkdirコマンド
ディレクトリを作成するコマンドです。
「mkdir ディレクトリ名」で指定したディレクトリを作成します。
rmコマンド
ファイルやディレクトリを削除するコマンドです。
「rm ファイル名」で指定したファイルを削除します。
「rm -r ディレクトリ名」で指定したディレクトリ名を削除します。「rm -r /*」は恐怖のコマンドとして有名です。
シェル操作
aliasコマンド
エイリアス一覧を表示するコマンドです。
エイリアスとは、簡単に言うとコマンドを別の短縮形で済ませられる設定みたいなものです。「git push」が「gp」で済むみたいな感じ。
エイリアスの設定方法は、別記事が参考になりましたので載せておきます。
unaliasコマンド
上記で設定したエイリアスを削除できるコマンドです。
historyコマンド
ターミナル等で入力したコマンドの履歴を表示するコマンドです。
自分のターミナルでは、オプションを何もつけなければ15個表示されました。「history 整数値」で指定した数だけコマンド履歴を表示できます。
履歴を表示すると、左に履歴番号も表示されるので、「!履歴番号」でそのコマンドを実行することができます。
↑↓キーで履歴を1つずつ遡ることはできるものの、正直めんどくさいので、履歴を一括で表示できるのは便利ですね〜
プロセス操作
psコマンド
シェル上で実行されているプロセスを表示するコマンドです。
killコマンド
プロセスを終了するコマンドです。上記のpsコマンドと一緒に使うことが多いかもです。
psコマンドを実行すると、PIDと呼ばれるプロセス番号と共に実行されているプロセスが表示されるので、「kill PID」で指定したプロセスを終了することができる。
ネットワークコマンド
ip address show
IPアドレスなどの情報を表示するコマンドです。自分は「ifconfig」コマンドの方が打ちやすいし使いやすいです😅
自分のPCのIPアドレス何だっけという時に使っています。
ユーザー管理
passwdコマンド
パスワードを変更するコマンドです。自分のMacのパスワードをこのコマンドで変更できた時は感動しました。
suコマンド
一時的にrootユーザーとして作業するコマンドです。rootとは管理者権限のことです。簡単に言うと、システムに対して絶対的な権限を持っているユーザーで、システム全体を削除できてしまう権限をも持っています。
「su -」で一時的にrootユーザーとして作業できます。ユーザー名を指定すると、一時的に指定したユーザーとして作業できます。
会社のPCは、管理者ユーザーと一般ユーザーが分かれていて、このコマンドを知らなかったときは、いちいちログインし直して作業していたので、クソほどめんどくさかったですね…。
sudoコマンド
「sudo コマンド」で、rootユーザーの権限が必要なコマンドを実行できます。
初めて聞いた時は、須藤さんが何かやるのかなと思ってましたwww
ファイルの圧縮と解凍
zipコマンド
zip形式に圧縮するコマンドです。Macだと、いつも右クリックをしてそこから圧縮していたので、コマンドでできたらカッコいいですね🤔
最後に
基本中の基本のコマンドしか紹介しませんでしたが、私自身知らないコマンドはかなりありました。Linuxができないエンジニアはクソだというのが少しわかった気がします。。
やっぱり基本は何事においても大事なので、これからも精進します🔥最後まで読んでいただきありがとうございました!