はじめに
PMになってからというもの、いろんなMTGでファシリをやることが増えました。
ファシリをやることが人生でほぼ無いに等しかったので、最初は大苦戦しましたが本を読んだり先輩から指摘を受けたりする中で、少しは慣れてきた感じがするので、学びをまとめたいと思います。
参考書籍
会社の先輩に紹介していただいた書籍です。わかりやすくて、すぐに試せるテクニックも載っていたのでおすすめです。
明るい声で話す
経験の有無関係なしに、すぐに変えられることだと思っています。
ファシリが暗い雰囲気で話していると、MTGの雰囲気も悪くなって意見が出づらくなるということにも繋がりかねないので、とにかく明るい雰囲気にするように心がけています。
参加者全員を1回は打席に立たせる
ファシリをやり始めた頃は、意見を話した人以外に話を振るということが全くできていませんでした。
他の人は議論に参加できてる? という先輩からの指摘があり、議論の進め方を見直しました。
参加者全員を1回は打席に立たせるという表現が書籍の中でされており、以降のMTGでは、他の参加者にも見せ場を用意するという意識が強くなりました。
とはいえ、話の振り方はまだまだ勉強中です。。
なるべく沈黙を作らない
参加者に話を振ったけど、すぐに回答が出ずに沈黙が生まれることがあります。沈黙が続くのは、他の参加者にとってもそうですが、話を振られた側からすると地獄の空気が流れてしまいます。
そんな時は自分の振り方が悪かったと思い、質問の仕方を変えて沈黙を埋めるようにしています。心理的安全性を高めるためにも、沈黙はなるべく作らないようにしています。
発言に対して感謝を伝える
意見を出しやすい環境にするには、どんな意見もまずは受け止める姿勢が必要かなと思っています。
出してくれた意見に対して、ありがとうございますと伝えるだけでも自分はあなたの意見を受け止めましたというメッセージになるのかなと思っているので、感謝の気持ちは忘れずに進めていきたいです。
わからないことはわからないと言う
ファシリたるもの、わからないことがあると進行に支障が出ると思っていた時がありました。
不明点を抱えたままなんとなくで進めていると、そんなフワフワした状態で進めても良い議論ができますか? と指摘を頂きました。
もちろん最低限の準備は必要です。ただ、完璧を目指して準備をしてもキリがないですし、何より時間が足りません。自分より知見がある方がMTGに同席していたら質問しましょう。
まとめ
ファシリは本当に慣れが必要だなと感じました。今抱えている課題としては、話を振って意見をもらったのは良いものの、どこに着地させれば良いかを見失ってしまうことですね…。
開発のスキルとは関係ないかもしれませんが、ビジネススキルも1社会人として必要なので、これからも精進します!