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[自分用]Next.jsのState

Last updated at Posted at 2023-05-19

とりあえずやってみよう!

とりあえずクリックしたらfooが1ずつ増える関数を書いてみる。

export default function Home() {
  let foo = 1;

  const handleClick = () => {
    foo = foo + 1;
    console.log(foo);
  };

  return (
    <>
      <h1>{foo}</h1>
      <button
        onClick={handleClick}>
        ボタン
      </button>
    </>
  )
}

しかしこのコードだけではブラウザの数字がずっと「1」のままになってしまう。
コンソールはしっかりと1ずつ増えているのに、、、

その原因は再レンダリング!!!
Reactにおいて画面の表示を変えるには「再レンダリング」がされなくてはならない。
しかしそれにはいくつか条件がある。
①ページ遷移したとき
②データの変更(カウンターのように、単にクライアントサイドだけで変更されたときはダメ)
③コンテキストの変更
④getStaticPropsまたはgetServerSidePropsの呼び出し
など。

条件に当てはまればブラウザの数字も変わる!

もっと詳しくいうと

ボタンを何回もクリックするとfoo値はもちろん変わっている
しかしReactは変数の変化だけだと、変わったことを認識しない!
そのためHomeコンポーネントが2回目以降のレンダリングがされないので、一番初めの「1」になったままということ。

「Homeコンポーネントがもう一回呼び出される = 再レンダリング」ということなので、再レンダリングがされる条件に当てはめなければならない。

ここで登場 useState!

import { useState } from 'react';

export default function Home() {
  const [foo, setFoo] = useState(1);

  const handleClick = () => {
    setFoo(foo => foo + 1);
  };

  return (
    <>
      <h1>{foo}</h1>
      <button
        onClick={handleClick}>
        ボタン
      </button>
    </>
  )
}

まず[foo, setFoo] = useState(1)について解説。
言葉にすると次のようになる。[状態を持った変数, 関数] = useState(初期値)
fooが状態を持った変数なので、fooが変わったら再レンダリングされる。←ここ大事だよ!

よって初期値を0にすると状態が変更されないので、console.logは一度しか表示されない。
つまり再レンダリングされていないのだ。

export default function Home() {
  const [foo, setFoo] = useState(1);

  const handleClick = () => {
    //初期値に注目!
    setFoo(foo => foo + 0);
  };

  //ここに注目!これはHomeコンポーネントが呼び出されないと実行されないよ!
  //だから再レンダリングされないと「ボタン」をいくら押しても一度しか表示されないよ!
  console.log(foo);

  return (
    <>
      <h1>{foo}</h1>
      <button
        onClick={handleClick}>
        ボタン
      </button>
    </>
  )
}

※ちなみに、
foo + 1ではなくfoo => foo + 1の理由は、引数fooを用意することにより、
前回の状態をしっかり反映させることができるため
仮に2ずつ増やしたくてfoo + 1を2行書いても、fooに入る数値は一緒なので1ずつしか増やせない。

分割配列について

[foo, setFoo]の部分は分割配列。

useState()には2つの返り値が存在しているため、
通常であれば返り値を別の変数に入れて変数[0]変数[1]と指定して取り出す。
それがめんどくさいので[foo, setFoo]を用意してそれぞれに突っ込んじゃおうという策略。

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