🫣TL;DR
私がAZ-305を受験するにあたって、学習を始めるときに公式のラーニングパス集を見ました。しかし、数も分野も多いので「評価されるスキル」から全体の構成を捉えることで、学習計画のプランニングやスムーズな内容の理解につながるのではと考えたため、この記事を書きました。
(執筆時点では受験前なので、これがどこまで有効かはわかりません。参考程度に見てください。)
全体の構成
こちらの公式ページに、評価されるスキルやラーニングパス、受験までの流れ等まとまっています。
ラーニングパス
公式ページのラーニングパスはさらにモジュールという学習ページで構成されているので、それらをツリー構造で書き出してみると以下のようになります。お、多すぎる。。。
AZ-305
└── ラーニングパス
└── モジュール
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AZ-305
├── ID、ガバナンス、および監視ソリューションを設計する (25-30%)
│ └── AZ-305: ID、ガバナンス、および監視ソリューションの設計(上級)
│ ├── 設計のガバナンス
│ ├── 認証と認可のソリューションを設計する
│ └── Azure リソースをログに記録して監視するソリューションを設計する
├── データ ストレージ ソリューションを設計する (25-30%)
│ └── AZ-305: Design data storage ソリューション(上級)
│ ├── 非リレーショナルデータ用にデータ ストレージ ソリューションを設計する
│ ├── リレーショナル データ用にデータ ストレージ ソリューションを設計する
│ └── データ統合を設計する
├── ビジネス継続性ソリューションを設計する (10-15%)
│ └── AZ-305: ビジネス継続性ソリューションを設計する(上級)
│ ├── 高可用性向けの設計
│ └── バックアップとディザスター リカバリーのソリューションを設計する
└── インフラストラクチャ ソリューションを設計する (25-30%)
├── Microsoft Azure Well-Architected Framework を使用して優れたソリューションを構築する(初級)
│ ├── Microsoft Azure Well-Architected Framework の概要
│ ├── Microsoft Azure Well-Architected Framework - コストの最適化
│ ├── Microsoft Azure Well-Architected Framework - オペレーショナル エクセレンス
│ ├── Microsoft Azure Well-Architected Framework - パフォーマンス効率
│ ├── Microsoft Azure Well-Architected Framework - 信頼性
│ └── Microsoft Azure Well-Architected Framework - セキュリティ
├── Azure 向けの Microsoft クラウド導入フレームワークでクラウド導入を加速する(初級)
│ ├── Azure 用の Microsoft クラウド導入フレームワークの概要
│ ├── 明確に定義された戦略でクラウド導入を成功させるための準備
│ ├── データドリブン計画を使用してクラウドの導入を準備する
│ ├── クラウド運用の要件をサポートするための最適な Azure ランディング ゾーンを選択する
│ ├── 反復可能なプロセスと一般的なツールを使用して Azure に移行する
│ ├── Azure 向けクラウド導入フレームワークのガバナンス手法によって明確なリスクに対処する
│ ├── クラウドにデプロイされているすべてのサポート対象ワークロードに対する安定した運用と最適化の確保
│ ├── Azure のクラウド テクノロジを使用してアプリケーションのイノベーションを行う
│ └── Azure 向けの Microsoft クラウド導入フレームワークを使用してクラウド セキュリティを準備する
├── AZ-305: Microsoft Azure Architect Design の前提条件(中級)
│ ├── Azure アーキテクチャのコア コンポーネントを説明する
│ ├── Azure でのクラウド ガバナンス戦略を構築する
│ ├── Azure 向けの Microsoft Cloud 導入フレームワーク
│ ├── Microsoft Azure Well-Architected Framework の概要
│ ├── Azure ID サービスを使用してアプリケーションへのアクセスをセキュリティで保護する
│ ├── Azure Compute サービスについて
│ ├── Azure メッセージ キューを検出する
│ ├── Azure ネットワーク サービスの詳細
│ ├── Azure ストレージ サービスについて
│ └── Azure のデータベースおよび分析サービスについて調べる
└── AZ-305: インフラストラクチャ ソリューションを設計する(上級)
├── Azure コンピューティング ソリューションを設計する
├── アプリケーション アーキテクチャを設計する
├── ネットワーク ソリューションを設計する
└── 移行を設計する
単元別に整理
上のツリーを見ただけでは恐らくやる気をそいでしまうだけなので、モジュールの内容を踏まえてこの資格で問われている内容を大/中/小単元レベルでまとめてみました。
ゴール
└── 大単元
└── 中単元
└── 小単元
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インフラストラクチャの設計
├── 設計思想、概念
│ ├── Well-Architected Framework
│ │ ├── コストの最適化
│ │ ├── オペレーショナル エクセレンス
│ │ ├── パフォーマンス効率
│ │ ├── 信頼性
│ │ └── セキュリティ
│ ├── クラウドの導入、移行
│ └── ビジネス継続性
└── 具体的なコアコンポーネントの設計
├── ID、ガバナンス
├── Compute
├── ネットワーク
├── データ、ストレージ
└── メッセージ
まとめ
これで頭を整理しながら学習頑張りましょう。