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【Azure DevOps】Wikiで画像のサイズを変更するニッチな方法

Last updated at Posted at 2024-06-11

TL;DR

Azure DevOpsのWikiでは基本的なMarkdown記法が使用でき、もちろん画像も挿入できます。
しかし画像のサイズを調整する場合、いくつか方法はあるもののWikiのGitリポジトリをDevOpsとローカルPC両方の環境で同じように表示できずいろいろ試行錯誤したので、その記録。

結論:<div style=""></div>![Text](URL) を囲む

画像サイズを変更する4つの方法

ここではGitリポジトリをWikiとして発行しているとします。

ドキュメントに画像を挿入するときはドラッグ&ドロップで簡単にできます。このときは .attachment フォルダに画像がアップロードされ、Markdown形式で画像を参照します。

image.png

ここで画像のサイズを変更するには、以下のような4つの方法があります。

方法1) ![Text](URL =WIDTHx)

一つ目は公式のドキュメントに書かれている記法で、通常のMarkdownの画像URLの後に =WIDTHxHRIGHT (WIDTHHEIGHTは数字。HEIGHTは省略可)を入れる方法です。

例)
![cat.jpg](/.attachments/cat.jpg =80%x)

ただし、これはAzure DevOps独自の記法らしく、ローカルPCのVS Codeなどでプレビューを見ても正しく表示されません

方法2)<img src="相対パス" width=WIDTH>

Wikiでは一部のHTMLタグも使用できます。そこで、imgタグのstyle属性でサイズを指定したらどうでしょうか。画像のパスは .attachment フォルダ内の画像への相対パスで書いてみます。

例)
<img src=".attachments/cat.jpg" width=80%>

するとローカルPCでVS Codeなどでプレビューでは正常に表示されました。しかし、次はAzure DevOpsで表示されなくなりました。(なんで)

方法3)<img src="BLOBの絶対パス" width=WIDTH>

少し調べてみると、Azure DevOpsにアップロードした画像のBLOBパス(絶対パス)が分かるそうです。これならどうでしょう。

image.png

例)
<img src="https://dev.azure.com/ORGANIZATION_NAME/00000000-1234-5678-9012-0000000000/_apis/git/repositories/xxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/Items?path=/.attachments/cat.jpg&download=false&resolveLfs=true&%24format=octetStream&api-version=5.0-preview.1&sanitize=true&versionDescriptor.version=main" width=80%>

方法2と同様にimgタグのstyle属性でサイズを指定したまま、画像のパスを絶対パスに置き換えると、Azure DevOps上では正常に表示されるようになりました。
勘のいい方はここで薄々お気づきでしょうが、BLOBのパスはローカルPCのVS Codeなどでプレビューでは表示することができません

方法4)<div style="width: WIDTH">![Text](URL)</div>

せっかくWikiに書いているのでAzure DevOps上に表示されないと意味がありません。ローカルでのプレビューを半ば諦めていたところ、ふとdivタグでMarkdownの画像記法を囲ったらどうなるの?と気になり、試してみたところ...

<div style="width:80%">

![cat.jpg](/.attachments/cat.jpg)
</div>

DevOps、ローカルともに指定したサイズで表示できました🎉

まとめ

あまりスマートではないですが、これで目的だったDevOpsでもローカルでも画像のサイズを変更してプレビュー出来ました。

方法 DevOps ローカル
![Text](URL =WIDTHx)
<img src="相対パス" width=WIDTH>
<img src="BLOBの絶対パス" width=WIDTH>
<div style="width: WIDTH">![Text](URL)</div>

以上、超ニッチな小ネタでした。

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