🫣TL;DR
2022年12月から一般に公開された「ChatGPT」。こんな使い方をしている人がいるよという事例紹介。
ChatGPTとは?や利用の開始方法やは別途記事を参考に。
ざっくりいうと、何かと話題のイーロン・マスク氏が共同会長を務めるNPOのOpenAIが開発した「GPT-3」(深層学習を使って人間っぽい文章を生成する自然言語技術処理モデル)をチャット形式で手軽に一般の人が使えるようにしたサービスです。
📜事例紹介
対話
まず最もスタンダードな利用方法として対話から始まる質問の受け答え、しりとり...などがあります。そこから知らない単語などの調べ物などにもそれらしい回答をしてくれます。
少し発展して、インタビューの質問を考えてもらったという方もいらっしゃいます。
ブログ執筆
先ほどの対話からまた少し発展して、その内容をブログ記事のような形で形式を指定してまとめてもらうということも試している方がいらっしゃいました。
コーディング
これもすでに試した方が多いかもしれませんが、設計からコーディング、デバッグ、テスト、レビューなどなど。ここまでくると開発のほぼ全行程をこなす日も近そうです。
VM
またこれも、コードを描いてもらうところから一歩進んでVMを立ててプログラムを実行させたりコンソールを操作するようなこともできるそうです。
描画
AIと言えば少し前に話題になった描画のようなことも少し工夫するとできるようです。
問題を解かせる
競プロをはじめ、医師国家試験や司法試験、より一般的な試験、もっと簡単な計算問題などを解かせている事例も見かけます。ただ初歩的なひっかけ問題を間違えるということも往々にしてあります。
⚠️注意点
この記事の執筆時点(2022年12月8日)では、ちょうど一般利用が開始されて1週間が経ち利用者もかなり増えているようです。そのため一部利用頻度などに制限がかかっている場面も見受けられます。
また、おそらく皆さん御用達の技術質問投稿サイト「StackOverFlow」ではChatGPTに生成させたと思われる回答が見受けられることから、ChatGPTに生成させた内容を投稿しないよう利用ポリシーが出されました。(ただ、どうやってChatGPTに生成させた文章かどうかを判別するのかについては課題が残りそうです。)
まとめ
筆者自身試しに触ってみて非常に手軽に、かつ想像以上に自然でそれらしい回答をしてくれるChatGPTの性能に驚きを隠せません。ただ注意したいことは、まだまだ回答の精度はプロトタイプということですね。正解がある質問に対して生成された文章については、参考にはなるとして別途利用者自身での検証も十分に必要と思われます。
ただ、今後もこの手の技術については目が離せません。