PyBrainで訓練済みモデルの書き出し & 読み込み

最近、PyBrainというPython用の機械学習ライブラリを使用して、ニューラルネットを構築して学習させることがあった。

PyBrainを使えば、結構簡単にニューラルネットを構築できる上に、訓練したモデルをxmlファイルとして書き出しておくことができる。もちろん、これを読みこめばモデルの再利用ができる。

ので、今回はインストール方法とモデルの書き出し・読み込みをまとめておく。

1. PyBrainのインストール

インストールにはpipを使用する。

pip install pybrain

2. モデルの書き出し

from pybrain.tools.xml import NetworkWriterを使用する。

from pybrain.tools.shortcuts import buildNetwork

# ~ 中略(訓練データの読み込みなど) ~

# ニューラルネットワークモデルの定義
network = buildNetwork(64, 19, 2)

# ~ 中略（データを使用して訓練を実行）~

# モデルを書き出す
NetworkWriter.writeToFile(network, 'model.xml')

これで、訓練済みのモデルの設定がmodel.xmlというファイルが出力される。

3. モデルの読み込み

from pybrain.tools.xml import NetworkReaderを使用する。

from pybrain.tools.xml import NetworkReader

network = NetworkReader.readFrom('model.xml')

先ほど出力したmodel.xmlを読み込むことで、学習済みモデルを再現することができる。

あとは、認識するなり追加学習するなり、好きにしてあげてください。