はじめに
仕事でAWSを扱うことになったので、ゼロからAWSを勉強する初学者による初学者のためのページです。
一応期限が切れそうなAWS SAAは持ってますが、暗記暗記で全然知識が頭に入ってきませんでした。ハンズオンで勉強したわけでもなく。今となっては反省してます。
AWSとは
AWSとはAmazon Web Serviceの略称で、Amazo社が提供するクラウドサービスです。世界で最も利用されており、提供サービスや機能アップデート、コストパフォーマンスがとても充実しています。
AWSのはじまり
2000年前後、インターネットバブルが弾けた頃に、多くのインターネット系企業が投資家からの資金を得られなくなり、行き詰まり始めます。Amazon社もそのうちのひとつであり、どうにか経費削減をする必要があったそうです。
そこでJeff(Jeff Bezos CEO)は自社DCにて抱えていたSun MicrosystemsのSOlaris/SPARCサーバをHP/Linuxに切り替えるこというアプローチを選択しました。(Linuxカーネルは1994年にリリースされたため、当時はとてもリスキーなアプローチでした。)
HP/Linuxへの移行が完了するまで製品開発は止まったり、移行が失敗もしくはデッドラインを超えたときもれなく倒産というギリギリまで追い込まれましたが、なんと移行を時間通りに完了させました。
そのおかげでインフラコストは大幅に削減でき、さらに無限に拡張可能なインフラストラクチャを手にしました。
さらに小売業は季節によってトラフィックと売り上げの変動があることに気付いたAmazon社は、年間46週分の余ったサーバのキャパシティを他社に貸し出そうと考えました。またそのころ、社内のチームのデカップリングに(エネルギー消費と経済成長の相関を切り離すこと)について興味を持ち始めたJeffは、別のチームが未許可でビルドできるようにしました。
この疎結合モデルを可能にするために必要なアーキテクチャの変更が、AWSにとってのAPIの基礎となりました。
2003年にJeffがAmazonのサーバーインフラの展望について論文を述べました。それは今後のサーバーインフラは標準化、自動化がされ、ストレージなどはWebサービスに依存するという内容でした。
そして2006年、サービス提供が開始されました。
現在はIaaSにおける世界的シェアが32%で1位です。
AWSが提供しているサービス
AWSを利用するメリット
- 初期費用ゼロ/低価格
- 継続的な値下げ
- サイジング不要(オートスケーリング)
- マネージド型サービスによる運用負荷の軽減
- セキュリティ
etc...
①初期費用ゼロ/低価格
- 利用量に応じた従量課金型
- 繁忙期など必要なタイミングで必要な分だけ IT リソースの増強が可能
- 利用を予測したうえでの設備投資は不要
②継続的な値下げ
- 31のリージョンを運営するスケールメリットにより設備維持費用が低下
- 新たな技術革新、サービス提供によるコスト最適化を継続的に実施
- 透明性のある価格設定
このような形で、サービス開始から 129 回以上の値下げを実施しています。
③サイジング不要(オートスケーリング)
- 柔軟に変更可能な IT リソース
- ピークに応じた動的 IT リソースの変更を自動化
数クリック、数分間で柔軟にサーバ台数の増減が可能です。
また現行のサーバーリソース状態を監視し、あらかじめ定められた閾値を超過した場合に自動でサーバーリソースが増強される、といったことが実現できます。
④マネージド型サービスによる運用負荷の軽減
- サーバーレス、マネージド型サービスによる生産性の向上
- マネージド型サービスによるコストの効率化
DevOpsを導入することで意思疎通を容易にし、かつ意思決定の迅速化を図りました。
またマネージド型サービスの利用、例えば Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) というストレージを利用すると、実際に保存されているデータ量に対してのみ課金が行われているため、さらに高いコスト効率の実現が可能となります。
⑤セキュリティ
- セキュリティ機能の実装や厳格なコンプライアンス要件に対応
- 第三者機関による検証
セキュリティとコンプライアンスは AWS とお客様の間で共有される責任のため、AWS がクラウド環境自体の責任を、お客様にはクラウド内のセキュリティに対する責任と管理を担います。
※詳細は以下のページ
きになり