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teratermでAWS EC2(Linux)に接続しようとしたら失敗した

Last updated at Posted at 2024-07-30

はじめに

AWS初学者な著者はいつかに購入したUdemyを使用して勉強していたところ、EC2インスタンスにて立てたAWS Linux2024にTeraTermからSSH接続をしよう!というフェーズでなぜかうまくログインが出来ませんでした。

発生環境

  • OS:Windows11
  • Tera Term:4.106
  • 接続先:Amazon Linux 2023

作業内容

1.EC2を作成する

  • AMI(Amazonマシンイメージ):Amazon Linux 2023
  • セキュリティグループ:インバウンドルールにTCP 22番ポートが許可されているもの(SSH接続に必要な通信を許可)
  • キーペア:プライベートキーが手元にあるもの、もしくは新規作成しプライベートキーをダウンロードする

image.png

2.SSH接続を実施する

  • ユーザ名:デフォルトから変えていないので「ec2-user」
  • 認証方式:RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う→プライベートキーファイル

image.png

「認証に失敗しました。再試行してください」というエラーが出力される。

解決法

teratermのバージョン5をインストールするとSSH接続ができるようになった。

Why

おそらくteratermを最新バージョンにすれば治る噂を信じて先に検証してしまいましたが、よくよく調べたら以下のような記載を見つけました。

AWS Linux 2023 ユーザーガイド

AWS Linux 2023のユーザーガイドに以下2つの記述があります。

デフォルトの ssh-rsa 署名の無効化

AL2023には、ssh-rsa従来のホストキーアルゴリズムを無効にし、ホストキーの削減セットを生成するデフォルト設定が含まれています。クライアントは ssh-ed25519 または ecdsa-sha2-nistp256 ホストキーアルゴリズムをサポートする必要があります。

公開キー認証に RSA キーペアを使用する場合、SSH クライアントは rsa-sha2-256 または rsa-sha2-512 署名をサポートしている必要があります。

Tera Term 5.0 リリースノート

AWS Linux 2023のユーザーガイドに以下のような記述があります。

SSH鍵生成ダイアログのデフォルトの鍵形式を ED25519 に変更した。

Tera Termの設定を確認

[ Tera Term ] > [ 設定 ] > [ SSH ]を開き、以下の画像の赤枠を確認。

・優先するホストキーアルゴリズムの順(S)(SSHのみ):
image.png

上は古いバージョン(Tera Term:4.106)、下は新しいバージョンの設定画面ですが、新しいバージョンにのみ 「rsa-sha2-256 または rsa-sha2-512」 がサポートされていることを確認しました。
「ecdsa-sha2-nistp256」は両方に存在するので関係なさそう?
勉強不足ですみません。ここはまたタイミングあればちゃんと勉強して更新します。

参考サイト

・【EC2】Amazon Linux 2023にTeratermで接続できない?

・Amazon Linux 2023に対してTera Term接続

・ Tera Term 5.0 リリースノート

・AWS Linux 2023 ユーザーガイド

・Tera Term 5.0 がリリースされました!

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