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[re:Invent2023 ざっくre:Cap]Enhance workload security with agentless scanning and CICD integration

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はじめに

みなさんこんばんは!hiropyです。
今回はre:inventで参加したセッションを、英語できないマンなりにざっくり振り返っていこうと思います!

本記事では「Enhance workload security with agentless scanning and CICD integration」について記載していきます。

翻訳ミス、意図の取り違えがあるかもしれませんが、「こんなことしてたんだ」くらいでご参考にしていただけると幸いです。

セッション概要

  • セッション名:SEC243-NEW | [NEW LAUNCH] Enhance workload security with agentless scanning and CI/CD integration
  • セッションタイプ:Breakout Session
  • レベル:200

セッション概要は以下の通りです。

本セッションでは、デプロイ(CI/CD)パイプラインにAmazon Inspectorを組み込み、コンテナイメージをスキャンする方法をご紹介します。Amazon EC2インスタンスを監視するためにエージェントレススキャンを活用し、AWS Lambdaコードスキャンの発見に対してAIが支援するジェネレーティブな修復にアクセスします。AWSワークロード全体で一貫した脆弱性管理を可能にするAmazon Inspectorの影響と、HSBCがこれらの新機能をどのように使用しているかについて、HSBCから話を聞きましょう。

アップデートされたAmazon InspectorのCI/CDパイプラインにおける活用方法を紹介する背セッションでした!

セッション内容

Amazon Inspectorとは何か

自動で脆弱性を検知するマネージドサービス。
以前までは、以下のサービスが対象だった。

  • EC2
  • ECR
  • lambda

CodeGuruとのコラボレーションもしている。
今回の発表で、CICDパイプラインがサポートされたことが発表された。
https://docs.aws.amazon.com/inspector/latest/user/scanning-cicd.html

なぜInspectorなのか

  • ワークロード内の脆弱性をすぐに発見する
    • 自動的な探索により脆弱性の発見を早め、50を超える脆弱性情報のMTTR(平均修理時間)を短縮する
  • パッチ改善の優先度をつける
    • 現在の脆弱性情報やネットワークのアクセシビリティを使用してリスク評価を作成し、脆弱性のあるリソースの優先度をつけたり解決したりする。
  • コンプライアンスの要件に合致する
    • NISTやCFSなどのベストプラクティスやコンプライアンス要件をサポートする
  • SBOMとの強化された可視性
    • 監視対象と連携したSBOM をS3に出力し、AthenaやQuickSightを使用してインサイトを得ることができる

Inspectorがどのように動くのか

サービスをローンチするときに自動的、かつ継続的にスキャンを実行する

簡単にOrganizationと統合することも可能
統合することで、それ以降に発行された新しいアカウントには自動的にInspectorが適用されるようになる

適用することで、アカウントごとの情報を閲覧できたり、全てのリソースの中から検索することもできる。

  • Inspectorが監視する全てのリソースからSBOMを出力することができる。
  • 脆弱性診断の結果をリアルタイムに出力できる

Inspectorは以下のようなケースをイベントトリガーにする

  • 新しいパッケージがインストールされた時
  • リソースにパッチが当たった時
  • 新しいCVE が発見された時

発見された脆弱性は、リスクスコアとして計算される

Inspectorでできること

  • Inspector のコンソールやAPIは、重大度、アカウント、またはその他の機能によって最も重要な脆弱性をハイライトする
  • Security Hubは複数のソースやリージョンから調査結果を集約して単一のビューを作成できる
  • Event BridgeやLambdaでカスタムアクションを作成することも可能
  • ECRはコンテナについての詳細な脆弱性を提供できる

CI/CDにおけるInspectorのアップデート

  • セキュリティのシフトレフト
    • CICDパイプライン内で、コンテナイメージの脆弱性スキャンを積極的に実施できるようになった
  • EC2の脆弱性評価カバレッジを最大化する
    • SSMエージェントがインストールされていないインスタンスでも、エージェントレスのスキャンを実施する
      • ハイブリットスキャンモード
      • EBSのスナップショットのファイルシステムにアクセスし、EBS Direct APIを使用して脆弱性スキャンを実施する
      • アカウント外にスナップショットが漏洩する心配はない
  • 生成系AIがコード改善をサポートする
    • Lambdaのコードスキャン時に、生成系AIによるコード改善サポートを受けることによって、思考時間を削減する

QuickSight とのコラボレーション

InspectorとQuickSightを連携することで、脆弱性スキャンの結果を可視化することができる

  • Inspectorにより分析したことをEventBridgeでトリガー
  • DynamoDBに分析結果を入れる
  • KInesis Data StreamによりLambdaにデータを転送
  • データをQuickSight により分析、ダッシュボード化

QuickSightと連携する利点

  • CVE スキャン結果を可視化することができる
  • 重大度や地域、AMIからの検索なども¥実施できる
  • スキャン結果をほぼリアルタイムで可視化できる

さいごに

いかがでしたでしょうか?
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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