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ニフティクラウドL4ロードバランサをNAPTルータっぽく使ってみる

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はじめに

普段負荷分散目的でL4ロードバランサを利用するのですが、ポートのカスタマイズとフィルタリングを利用することによってSSHやFTP等のアクセス振分けを実装することができます。

例えば、
x.x.x.x(ロードバランサVIP):10001のアクセスをサーバ#1:22とし、
x.x.x.x(ロードバランサVIP):10002のアクセスをサーバ#2:22とする
のようなことです。

ただし1ロードバランサあたりのポート設定数が3つまでの制約があるのであっという間に埋まってしまいますが。。。

前提条件

  • 仮想サーバ(インスタンス)を立てていること
    ※今回は便宜上apacheをインストール済

手順

1.ロードバランサを作成
ニフティクラウドコントロールパネルからロードバランサ作成画面へ遷移し作成します。
スクリーンショット 2017-10-12 14.10.19.png
とりあえずデフォルトのまま作成します。
スクリーンショット 2017-10-12 14.12.57.png

2.ロードバランサの受けポート追加
SSH用に受けポートを追加します。ここでは10001 -> 22にします。
スクリーンショット 2017-10-12 14.20.14.png

次に[設定変更]から、[フィルター設定]へ進み、接続元アクセス制限を掛けます。
このままこ確認画面まで進み完了します。
スクリーンショット 2017-10-12 14.31.01.png

次に[サーバ接続]から接続先のサーバを指定します。
スクリーンショット 2017-10-12 14.33.27.png

完了後、ヘルスチェックのステータスが緑になっていればOK
スクリーンショット 2017-10-12 14.34.48.png

3.FW追加設定
このままだとFW側で弾かれてしまうので許可設定を追加します。
スクリーンショット 2017-10-12 14.25.26.png

4.接続確認
最後に接続確認をしてみます。
※鍵ファイル、ユーザ名、IPアドレス(またはホスト名)は適宜変えてください。

command
$ssh -i /path/to/keyfile -p 10001 [username]@[LBのipアドレス]
Last login: Thu Oct 12 14:29:51 2017 from [LBのipアドレス]
[username@localhost ~]# 

ログインできた。

最後に

ファイアウォール側の設定もロードバランサのIPのみ許可にすると外部からのアクセスが絞られるので、
セキュリティの向上が少し見込まれるのではと感じております。
過不足等ありましたら指摘いただけると幸いです。

参考

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