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今更VagrantとVirtualBoxでMacにCentOS7の環境を作る

Last updated at Posted at 2018-05-30

#基本概念
VirtualBoxは仮想マシンで、それ単体で仮想環境を築くことができます。
ただし、各種設定やOSのインストールなどが面倒なので、
Vagrantというツールを導入し、VagrantからVirtualBoxを操作します。

#VirtualBoxをインストール
今回入れたバージョンは5.1.8 r111374 (Qt5.5.1)でした。
ダウンロードはこちらからどうぞ。https://www.virtualbox.org/

#Vagrantをインストール
今回入れたバージョンはVagrant 2.0.1でした。
ダウンロードはこちらからどうぞ。https://www.vagrantup.com/

#Vagrantのコマンドでいろいろと実行する

1. 仮想ファイルを入れるディレクトリを作成する

今回はhome直下にMyVagrantというディレクトリを作り、そこにCentOS7というディレクトリを作りました。

$ cd
$ mkdir MyVagrant
$ cd MyVagrant
$ mkdir CentOS7
$ cd CentOS7

2. CentOS7のBoxをダウンロードする

BoxとはOSのディスクイメージファイル等が含まれたファイルのことで、このBoxを元に環境を構築していきます。今回はCentOS7のBoxをダウンロードします。
ダウンロードの仕方は下記になります

$ vagrant box add [好きなBOX名] [BoxのURL]

BoxのURLは下記サイトから対応するものを探してきます
http://www.vagrantbox.es/
今回はcentos7というBox名にしてインストールします(ちなみに結構時間かかります)

$ vagrant box add centos7 https://github.com/holms/vagrant-centos7-box/releases/download/7.1.1503.001/CentOS-7.1.1503-x86_64-netboot.box

なんかエラーが発生しました。載せておきます。

An error occurred while downloading the remote file. The error
message, if any, is reproduced below. Please fix this error and try
again.
OpenSSL SSL_read: SSL_ERROR_SYSCALL, errno 60

調べたところ、回線の問題でタイムアウトしてしまうことがあるとのことで、再度実行したら今度はうまくいきました。なんやねん。

==> box: Successfully added box 'centos7' (v0) for 'virtualbox'!

一応ちゃんとBoxが入ったか以下のコマンドで確認しておきます。
以前入れていたcentos6.8の下に新たにcentos7が作られているのでOKですね。

$ vagrant box list
bento/centos-6.8 (virtualbox, 2.3.0)
centos7          (virtualbox, 0)

3. 先ほどのBoxを指定して初期化する

$ vagrant init centos7

実行結果は以下。VagrantFileが新しくできてvagrant upする準備が整ったと書いてありますね。

A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.

4. vagrantfileを変更する

192.168.33.10でアクセス可能になるようにvagrantfileを変更します。
ちなみにドットインストールでは以下のコマンドを実行しています。

sed -i '' -e 's/# config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"/config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"/' Vagrantfile

これは要するにprivate_networkのipアドレス指定しているところのコメントを外しているだけです。
vimで直接コメントを外しにいっても変わらないです。参考までにsedの使い方載せておきます。

sed s/置換前/置換後 ファイル名

5. Vagrantを立ち上げる(仮想マシンの起動)

準備は整ったので、仮想マシンを立ち上げます。

$ vagrant up

少し時間がかかりましたが、うまくいったようなのでアクセスしてみます

$ vagrant ssh
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
[vagrant@localhost ~]$ 

アクセスできました!
これでCentOS7の仮想環境を作成できました。
OSの設定は別の記事で書こうと思います。

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