#はじめに
今回は「無意識の脳 自己意識の脳 アントニオ・R・ダマシオ」
の紹介です。
#結論
アントニオ・R・ダマシオのソーマティック・マーカー仮説は、人間が意思決定の効率化のために、身体的な感情をベースにしているのではないかという説です。
(めちゃくちゃざっくり)
#解説
今回の解説は物凄く難しいので、割愛します。
詳しくは上記の本を読んでください。
その代わりに例を挙げます。
あなたが激しく怒るような出来事を想像してみて下さい。
今まさに怒りに震えている時、あなたの身体はどのような状態になっていますか?
人が怒る時の身体的状態はだいたい似通っています。
- 血圧が上がる。
- 心拍数が上がる。
- 筋肉に力が入る。
- 体温が上がる
- 発汗
- 呼吸の変化
では仮に、これらの身体的反応が全く発生しないとしましょう。
その時あなたは怒りを覚える事が出来るのでしょうか?
別のケースも考えてみましょう。
あなたの初恋の時を思い出してください。
もしくは、自分の好みの相手にドキドキした時の事でもいいです。
恋愛感情についても同様です。
ドキドキという擬音語が示す通り、あなたは自分の心臓が激しく脈動するのを感じるかもしれません。
しかしもし心臓の鼓動も正常で、全身の筋肉の緊張も体温の上昇も無かった場合(あと男性の場合は精嚢が空っぽだった場合?)、
あなたは相手に対して恋愛感情を覚えるでしょうか?
(吊り橋効果とかもありましたね。
#これから
次は、「アリータ:バトル・エンジェル」というサイボーグが当たり前になった世界の映画の話をします。