プロトコルにはそれぞれにポート番号が割り振られている。
サービスプログラムへ各プロトコルを振り分ける「通信規約」が存在する。
それがTCPとUDPである。
#TCPとは?
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Transmission Control Protocolの略で、通信の挙動を指定する。
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コネクション型(相手が通信できるかどうかを確認し、相手のOKの返事を受け取ってからデータを送信する)で通信する。
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プロトコルによってはTCPしかないものもある。
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TCPは
「信頼性」
を重視したプロトコルであり、送信するデータを確実に相手に届けたいときに使う。 -
TCPを利用したサービス:WWW、電子メールなど
#UDPとは?
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User Datagram Protocolの略で、通信の挙動を指定する。
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コネクションレス型(相手が通信できる前提で自分が通信したいタイミングで通信を開始する)で通信する。
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UDPは
「速度」
を重視したプロトコルであり、送信するパケットが小さいときや、データを再送する必要のないときに使う。 -
UDPを利用したサービス:IP電話、ストリーミングなど