・PHPはHTMLに埋め込んで使うことができる。<?php 〜 ?>の中にPHPの命令を書いていき、<?php 〜 ?>の部分がHTMLに変換された上で表示される。
・PHPでは文末にセミコロン「;」を使って文を区切る。
※セミコロンを忘れるとエラーが起きるので注意する。
・「//」から行末まではコメントになります。動作には関係しない情報で、主にメモなどに用いられる。
・「echo」は文字列などを出力するための命令である。文字列を出力する場合はシングルクォーテーション「'」かダブルクォーテーション「"」で囲む。
※echoの後に半角スペースを入れるのを忘れないようにする
・頭に「$」記号をつけることによって変数を定義する。「$変数名 = 値;」で様々な値を変数に入れることが出来る。
・変数に、その後再び値を代入すると、後で代入した値によって変数の中身が上書きされる。
・足す数字が1の時だけ、さらに省略した書き方が可能になる。++を変数の前に書くとその行の命令が実行される前に足されるのに対し、++を変数の後に書くとその行の命令が実行された後に足される。1だけ引くための--も同様である。
・ドット「.」記号を用いると文字列を連結することができ、文字列同士の連結、変数と文字列の連結、変数同士の連結をすることができる。
・「.=」を用いると変数と文字列の連結を省略して書くことができる。
・ダブルクォーテーションで文字列を囲んだ場合、中の変数を{}で囲むとその部分が変数に入っている値で置き換えられる(変数展開)。シングルクォーテーションで文字列を囲んだ場合は変数展開されず、変数が{}で囲まれていてもそのまま文字列としてみなされる。
・if, elseifによる分岐が多く複雑な場合、switch文で書き換えるとシンプルで読みやすいコードにできる。switch(式)の(式)がcaseの値と一致したとき、そのブロックが実行される。caseのどれにも一致しなかった時、defaultのブロックが実行される。
※case や default の最後は:(コロン)になるので注意。
・caseブロックの最後にはbreak命令を指定します。break命令は現在のブロックから脱出するための命令である。
※break命令がないと、後ろに続くcaseブロックが続けて実行されてしまうので注意。
・配列の基本構文は「$配列名 = array(値1, 値2, ・・・);」のようになっている。
・配列の末尾に値を追加するときは「$配列名[] = 値;」とする。また、すでに存在するインデックス番号を指定すると、配列の値を上書きすることもできる。
・連想配列は、配列と同じく複数のデータをまとめて管理するのに用いられる。連想配列では「$配列名 = array('キー名' => '値1', ・・・);」といったように、「=>」を用いてキーと値をセットする。
※配列との違いは、個々の要素を管理するのにインデックス番号ではなく、「キー」と呼ばれる文字列などの値を指定することができる点である。