サーバーのハードウェア保守において、押さえておくべき以下の2つのポイントがある。
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オンサイト保守
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オフサイト保守
オンサイト保守とは?
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故障が起きた際に、メーカーの技術員がサーバー本体が設置されている場所に来訪し、修理・部品交換を実施するサポート方式のこと。
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多くの場合、「提供する時間帯」によって費用に差が出る。
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一般にサービス提供時間帯は「時間×日」で表記される。
ex) 「12×6」と表記されていれば、契約で指定された6日間の日中、12時間のどこかで対処を実行するということ。
オフサイト保守とは?
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**「センドバック保守」**とも呼ばれ、故障した製品や部品を自分で取り外してメーカーに発送し、メーカーからは修理完了品もしくは代替品が手元に配送されてくるというサポート方式のこと。
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故障品を自分の手で交換し、修理を完了させる必要がある点
**が、オンサイト保守とは大きく違う。 -
センドバック保守は、以下の2種類がある。
- 先に代替品が手元に送られきて、交換完了後に故障品を送り返す先出しセンドバック
- 故障した部品・製品をメーカーに送り、その間は故障部品や故障サーバーなしでどうにかしなければいけないセンドバック
どちらの保守を選ぶべきか
- 「状況次第」ということになるが、企業内でそれなりの稼働率が要求される業務に利用されるサーバーであれば、原則としてオンサイト保守を契約し、常に故障に備える体制を整えておくことが要求される。