FileMakerでCODE128バーコードフォントを印字する
CODE128は扱える文字も多くて、情報密度が高く小スペースなので、バーコードリーダーが対応しているなら選択したいバーコードだと思います。
利用するフォント
今回はCODE128のバーコードを無料で配布いただいている下記のサイトからCODE128のバーコードフォントをダウンロードしました。
https://www.technical.jp/barcode/font/
作成するカスタム関数
CODE128のバーコードで文字を印字する時の壁は、複雑なチェックディジットでした。
チェックディジットには上記のサイトに書いてあるとおりモジュラス103を利用します。
今回は以下のページで紹介されているカスタム関数を利用します。
https://www.briandunning.com/cf/957
計算式
上記のカスタム関数を利用すると、スタートコードはÌ、ストップコードはÎになっていますが、今回のバーコードフォントでは、スタートコードは{、ストップコードは}にする必要があります。
そのため、Substitute関数で置き換えをします。
:計算式例
Substitute ( cfCode128 (コード; "B");["Ì";"{"];["Î";"}"])
あとは、印字するフィールドの表示フォントにCODE128を選べばOKです。