OctoberCMSプラグイン作成：コンポーネントからPage Not Found (404)を返す

OctoberCMSでは今のところ残念なことにLaravelのabort(404)が使えません。
404エラーページを表示せずに500エラーとして処理されてしまいます。

フロントエンドのページで404エラーページを表示するには下記の方法が考えられます。

1. /404 へリダイレクトさせる
2. コンポーネントで404のレスポンスを返させる
3. ページのPHPセクションで404のレスポンスを返させる

ここでは2について説明します。

フロントエンドでコンポーネントから404エラーページを表示するにはコンポーネントクラスのonRun()などで下記のようにします。

public function onRun()
{
    if ($this->error) {
        return Response::make($this->controller->run('404'), 404);
    }
}

コンポーネントクラスの他の自作メソッドは純粋にデータを返すだけなのでエラーページの表示にはなりません。
上記の実装例の場合、どこかで、$this->errorフラグをtrueにすることで、テーマに実装された404のページが表示されるようになります。

参考

Building Components: Halting with a response